免疫療法にノーベル賞/本庶佑氏
あまり効果のない「抗がん剤」に対して、圧倒的な治療効果を示した免疫チェックポイント阻害剤(免疫療法)。
その開発の元となった「免疫をストップさせるタンパク質PD-1」を発見した本庶佑・京大特別教授(76歳)にノーベル医学・生理学賞が授与されました。
米テキサス大教授のジェームズ・アリソンさん(70歳)との同時受賞ですね。
がん治療薬「オプジーボ」として小野薬品工業から発売されて、森元首相の末期肺がんを完治させたことでも有名になりました。
ただし、オプジーボの副作用には一部で劇症の糖尿病や間質性肺炎などの症状を引き起こす可能性があるとも。
また、あやしげな免疫療法施設には要注意ですね。
今また、2,020年の一般治療開始を目指して急進撃する「光免疫療法」もあり、免疫療法で末期ガンが撲滅するのも数年後に迫っています。
ただし、免疫療法でも30%ほどの人は効果が低く助からないといわれています。
理由は「患者本人の免疫力の差」。もともと血液ドロドロや低体温などで免疫力の低い人や、長年の抗がん剤治療で免疫の落ち過ぎた人には効果ウスですからね。
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