乃木坂全国ツアーで小さな私設プールを作る
乃木坂46の真夏の全国ツアー2023の1日目に行きました!
現地で参戦するのはかなり久しぶりで、ほんと、この日まで結構ヘビーな仕事があったんですが「このライブがあるから、、」と頑張れてあまりにも正しいオタクライフを送ってこの日を待ちました!
ところが、急遽の仕事が入り(タイミングがあれだけど仕事が入るのはありがたい!)乃木坂さんや他のお客さんにも悪いのですが少し遅れて行くことになりました。
当日仕事が終わり、神宮に向かうまでの電車は本当にX(旧ツイッター)があってくれてありがとうすぎました。
「真夏の全国ツアー」のハッシュタグがあったおかげで、それをたどって同じセットリストを聴きながら会場を目指すことができました。
私だけ真夏の全国ツアーがお台場から始まったんですが、東京湾を眺めながら聞く「裸足でSummer」もかなり良かったです。
それで、外苑前駅に着いたんですけど、でも思ってたところに神宮球場がなくて「あれ…?どこだっけ…?」となっていたら、どこからか「好き!!!好き!!!俺も!!!」と「ハウス」という曲のファンのコールが聞こえてその声を頼りに歩いたら神宮球場につけました。
ヘンゼルとグレーテルはパンくずを落としてそれを目印に道を探しますが、あれの乃木坂版ってこれなんだと勉強になりました。
結局、席について見ることができたのは「空扉」からでした。それで、この、神宮に来るまでを今すごく丁寧に書いてきたと思うんですけど、ここから先はけっこう記憶が曖昧です。
というのも、最近は配信で見てていいなと思ったことをメモしながら見てるので「この曲のこの子が良かった!」とかハッキリ残るんですが現地で参戦すると感想が「全部よかった〜〜〜〜〜〜!!!!!」しかなかったです。
まじでどの瞬間も良すぎて、良かったあとに、良かったことが起こって、そしたらそのあとに良いことが起きます。
フラッシュ暗算みたいです。
あのスピードで「可愛い!可愛い!可愛い!可愛い!可愛い!」が来るので「可愛い」しか感想がないです。
全員が最高で全員が推しだった1日目だったんですが…
でも断片的になるかもしれませんが、自分のメモとしても残しておくために覚えていることを書きたいと思います。
まず「僕は僕を好きになる」が良すぎました。
山下美月ちゃんが可憐すぎて、人というかレースのカーテンが踊ってるみたいな、なんか腕を上から下に下ろすだけで時が止まってるみたいな美しさがあってちょっとすごすぎました。あと山下美月ちゃんの踊り方に、齋藤飛鳥ちゃんイズムをすごく感じて、すごくグッとなりました。
というかこれ、結構最近の曲のイメージだったのにもう2年前の曲でしたし、あとそういえばこの曲で美月ちゃん初センターだったんだ…!と思い出したりして、本当にこの2年の激動さを感じました。
1,2期生が全員卒業したり、5期生が加入したり。
むちゃくちゃな大激動が起きていたのに全くブレない乃木坂の軸が今もしっかりとあって、それは5期生の井上和ちゃんのMCの言葉ですごくそう感じて、
多分それは全ての期のみんなの気持ちで成り立っているのだと思うのだけど、特にバトンを受け取って先頭で走っている3期生を思うともう凄すぎて泣きそうになりました。
キャプテンの梅澤美波ちゃんはもう本当にすごく頼もしくて、MCの言葉ひとつひとつが素敵すぎて今の乃木坂があるのも「梅澤さんがいたからか…」納得できてしまうほど、その安心感や愛に溢れた言葉がすごかったです…!
あと、4期生の遠藤さくらちゃんが覚醒しまくっててヤバかったです…!
さくちゃんは「夜明けまで強がらなくてもいい」でセンターを務めているのですが、初めて曲を聴いたときはこれ可愛いさくちゃんとギャップがありすぎないか…?と思っていたのですが、パフォーマンスを見たらそんなことを忘れている迫力がありました。
だからもうさくちゃんのパフォーマンスはカッコいい!となっているんです。なので不意に「キスの手裏剣」なんていう甘いアイドルソングが来ると、ごはん食べて血糖値あがって眠くなるみたいに折れ線グラフが違う方向にグワアアアと舵を切って「うわああああ!!!!!!!」と制御不能になります。
もうまじでその時点で、さくちゃんはヒロアカの轟くんみたいに氷結と炎熱みたいに全く違う2つを持っていてすごいと思っていたんですが「ごめんねFingers crossed」のさくちゃんで3つ目が覚醒して本当もうまじでかなりやばかったです…!!!
セクシーも行けんのかい!!!!!!!
でした!!!!!
セクシーも行けるなら先に一言いっておいてもらわないと!!!プール入るとき片手で水すくって体にかけて慣らしてから入れと教育されてきたのに!!!!!
急にそんなことされたら心臓を守れませんので!!!!!!!!!!!
あれは本当すごすぎました………!!!
ああ!!!それから33枚目シングルのアンダー楽曲「踏んでしまった」もむちゃくちゃ良かった!!!
アンダーと強くてカッコいい曲ってどうしてこんなに相性が良いんでしょうか…!
なんかダンスが、この人数を生かしたフォーメーションというか、とにかく生でパフォーマンスを見てかっこいい!となりすぎる構成で「アンダーライブも行かなきゃ…!」とたった1曲でも思わせてくる熱さがありました!
それと、最近はよく配信でライブを見ていたんですが、いや、配信もいつも最高の瞬間を切り取ってくれていてありがたいのですが、でも自分で見たい場所を見ることはできないじゃないですか。
で、これは多分矢久保ちゃんなんですけど、なんか周りのメンバーと比べると背の小さい矢久保ちゃんが手を大きく広げて踊ってるのがすごく刺さって、なんかめちゃくちゃに可愛くて現地で見る醍醐味を改めて矢久保ちゃんが教えてくれました…!
そしてそのまま松尾美佑ちゃんセンターで始まった「錆びたコンパス」もほんっとうに良かったです!
この曲、最近よく聴いていたので生で聴けて幸せすぎましたし、サビの「行き倒れたってそれで本望だ 立ち止まるより前へ進め」って歌詞すごくカッコいいけど、そんなの出来たらとんでもなさすぎるじゃないですか。
でも松尾美佑ちゃんを始め、みんなの笑顔がその歌詞を体現しすぎてて、この歌詞に説得力を持たせられることがすごすぎました…!
あああ!!!そしてシンクロニシティ!!!
これもヤバかった!!!
中村麗乃ちゃんの歌い出しから始まるんですけど、それがえぐかったです!
おでこを出していつもよりギャルっぽいメイクをした麗乃ちゃんがめちゃくちゃ可愛くて、そんで歌声がすごく柔らかくて優しくて、その歌声だけでゴワゴワのバスタオルがふわっふわになる柔軟剤みたいな歌声でした…!
シンクロニシティ本当に大大大好きな歌だから、ひとりひとり大切に歌い継いでいくのがすごく良くて何も考えずただ曲に浸れる時間になって、せわしなく生きていた自分に休息をもらえたようでした。
この曲には沢山思い出があるんですが、また1つかけがえのないものが増えました。
本当にいつまでもこの曲を大切にしてくれてる乃木坂さんやスタッフの皆さんに感謝を伝えたいですね…!
そこから続いた「誰かの肩」でのしんみりパートもすごくすごく良かったです。
シンクロニシティのような、仲間の曲で、でも「やさしさとは」みたいな悲しみに対する赤裸々さもある曲で、こういう曲をトップアイドルの乃木坂が歌うのって意味があるなあと思います。
キラキラの裏にある、その等身大の言葉が助けてくれるときもあるので、すごくキレイなセットも相まって心にじんわりと仕舞われました。
「誰かの肩」の最後、涙目になってる和ちゃんの、もう悲しみの乗り越え方は知っていますのでみたいな目がすごかったです…。
目って、いちばん心の中がまっすぐに現れる気がしているのですが、すごくすごく綺麗な目すぎました…!
「考えないようにする」のセンター冨里奈央ちゃんはMCからまずドキドキして、初お披露目らしく緊張していて、その「ふぅ…」とか「はぁ…」みたいな息遣いがガチすぎて緊張がこちらにも伝染するようで「頑張れ…!」と拳に力が入りました。
でもイントロが流れて踊り出したらいつもの奈央ちゃんで「え?さっきまで緊張してた人と同じ人…?」となったけど、それはつまり緊張に邪魔されないほど努力したということなので、涙腺が緩んで辺りに小さな私設プールを作ってしまいそうなほどでした。
それからアルノちゃんセンターの「Actuary…」では初めてアルノちゃんの生歌を聴いたんですが、本当に生まれ持った才能としか言えないほど素敵な声でした。
なんか私、ちょっと大きめの温泉施設にある寝ながら入れるお風呂がぬるめのお湯で設定されてるのが好きで「永遠に入ってたい…」と思うんですが、そうゆう自分の中の「永遠にやりたいシリーズ」ってありますよね。
アルノちゃんの声も同じことを思いました。
永遠に聴いてたいですし、もし本当に永遠に聞くことができた場合、癒されて、浄化されて、自分の全ての角が取れて完全な球体になってしまうかもな…と全然そこまで想像できました。
そして!ほんとは他にも書きたいこと沢山あるんですが、長くなりすぎてしまうので、もう最後の「おひとりさま天国」です。
初めてこの曲を聞いたとき、始まりのイントロにOvertureぽさを感じていて、絶対ライブで盛り上がるじゃん…!と思っていたのですがやっぱりやっぱりそうでした…!!!
弾けるような明るい曲調が、和ちゃんの可愛さをさらに広げる飛び散らせるようで本当に本当に良かったです!
そして一旦、1日目は終演します。
一緒にいった真空ジェシカのガクさんとネバーギブアップのおおのさんと「良かったですね!アンコールも楽しみですね!」と話しているとガクさんが「梅ちゃんがさっきお別れの言葉を言ったんだからアンコールがあるはずない」と言って私たちが「いや、こういうテイであって、アンコールはあるんですよ」と言っても「いや、あるわけないよ」などというやりとりがあったのでアンコールが始まったときガクさんが「やったー!」と喜んでいました。
確かにこのスタンスの方がアンコールのありがたみを噛み締められるなと勉強になりました。
そ、そして!!!
アンコールではなんとメンバーが目の前をトロッコでやってきてくれるという、最高な出来事がありました…!
これはTwitterでも書いたんですが!
トロッコに乗ってくるのが久保ちゃんだと分かったとき、私とおおのさんが「やったね!」とガクさんを見ると、ガクさんがあわあわしながら推しタオルを掲げました。
久保ちゃんは、私たちの後ろにいたバナナマンの設楽さんに気付いて「ああーっ!」ととても可愛らしいリアクションを取り、それを間近で見れるだけでもう感無量だったんですが…
なんと…!!!!!
久保ちゃんがガクさんと私に気付き、咄嗟に真空ジェシカさんの「言うとしたら僕」ポーズとにゃんこスターポーズをしました。
えっ………!????????
こ、これが…ファンサ………!!!?????
胸に大きな穴が空いたんじゃないかと思うほどの嬉しさの衝撃がありました。
え?
ていうか、久保ちゃん、ガクさんのポーズしてなかってたか…?
隣を見ると、さっきまで立ってタオルを掲げていたはずのガクさんが崩れ落ちていました…
うなだれて椅子に座って、コンクリートの床を見ていました…
人って本当に崩れ落ちることってあるんだ…
面白かったです。
ライブが終わったあともなんでもないところで急にカンッとスマホを落としたりして、手に力が入ってなかったです。
面白かったです。
そんなガクさんのせいで、あっという間にアンコールも最後の曲になってしまいました。
最後は「人は夢を二度見る」で、これもまた最近ハマって沢山聴いていたのですごく嬉しかったです!
勝手に思ったことですが、1,2期生を中心にしてやってきた乃木坂が一度大きく夢を叶えて、これからまたその意思を継いだみんなで二度目の夢をこれから叶えていくような終わりに思えて、いや、そんなこと意図はないです…と思われるかもしれませんが私は勝手に響きました!
ほんとに長くなり、そして更新が遅くなりすみません!
そんな感じで今日は終わりです。
では、ここまで読んでくれた方に感謝の気持ちを込めて私からお礼のひとりごとです。
ただのスープもいいですけど、カップスープと「カップ」とつけた方がより旨そうだと思う、その感性を持って生きていきたいですね!
よい一週間を。
気持ちをお金に変えて贈りたいときはこちらをどうぞ!