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小さな山を眺めさせられる時間なんだったん
あれってなんなんだろうと思うことがあります。
ライブが終わった後、演者全員で集合写真を撮ることがよくあります。
もうそういう写真ってエイッと撮ってしまってそれで終わりなわけですが、なんかそういう、何気なく流れていくそんな時間に時折現れる突起のようなものがあるのです。
例えばで言うと、
みんなで集合写真を撮るときに「あ、私撮ります!」と動いてくれたスタッフさんがいました。
で、そのスタッフさんがパシャッと1枚写真を撮ったあとに「フフッ…」と笑いだしたのです。
「どうしたんですか?」
いったい何があったのかを聞くも、笑っていて要領を得ません。すると写真を撮られる側にいた1人が…
「ああ、実はこの子も演者なんですよ」
と、言いました。
「ああ〜」と、なりました。
そしてその子も「実は今日は見学させてもらってました!次は出るのでよろしくお願いします!」と挨拶しました。
「ああ〜」と、なりました。
その日の夜、シャワーを浴びているときにふと「そういえば写真を撮ったなあ…そのときになんか笑いだしてその流れで自己紹介の時間あったなあ…」と思い出して…
あれはなんだったんだ!!!
と、湧き上がってきたのです。
紐解いて考えると、つまり突然笑いだして理由を聞いたのに自分が演者であるという自己紹介をされて、それの何が「ああ〜」だったんだと、自分ちゃんとしろよ!と、思ったのです。
まず、何で笑ったのかは結局は闇の中です。
それで、なんでその日は出ていないけど普段はスタッフじゃなく演者であることを言いたいんだと。
あの、みんなの時間が流れている中に「フフッ…」によって突起こと小さい山を作って、みんなに山眺めさせる時間が発生するのはまあ良いんです。
でもそのゴールがその人の自己紹介というのが気に食わないのです。
あと、なぞの場面で笑っちゃうのを「演者なので」で一度片付けてしまった自分も悔やまれます。
私やみんなの潜在意識の中に、演者というか表に出る人は変わったことをしても仕方ないという意識の「ああ〜」が腹立つのです。
細かいかもしれないけど、気になりますよね。
普段、二度寝したりSNS見たり、時間なんてむちゃくちゃムダにしてるくせに自分の時間をさいた先がそれだとなんか腑に落ちないですよね。
そんな感じで今日は終わりです!
次の新ネタライブは3/14です!
そして6/10は…!
何かビッグなことが東京であるかもしれないので空けておいてもらえるとかなり超ハッピーです!
では、ここまで読んでくれた方に感謝の気持ちを込めて私からお礼のひとりごとです。
大きいカップ麺より小さいカップ麺の方がテンション上がるの、なんか可愛いよね。
よい一週間を。
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