白兎神社の菊座石
Instagramでフォローをしている神楽女会さんが、鳥取県東部にある白兎神社さんを紹介していました。
神社の向かい側は日本海になっており、白兎が和邇(サメ)に皮をひん剥かれたとされている場所がありますし、海と神社の間には国道9号が通っているので、そこを歩いていた大国主命の兄上たちに出会ったであろう道が想像できます。
そして、お社の向かい側には、白兎が身体を洗ったとされる沼?があったり、がまの穂が生えていたりするので、大国主命の指示のもと身体を癒したのだろうなぁと楽しめる場所ではあります。
今年はうさぎ年ですので、うさぎに関係のある東部4社が特別な御朱印を出しているそうですので、興味のある方は回れるのも良いかと思います。車社会の鳥取県ですので、公共交通機関を使っての参拝は難しいと思います。
今回note記事にしようと思ったのは、白兎神社でとても気になるのだけれど、何もわからないこちらのこともUPしてくださっていたからです。
IGにUPされている説明書きには以下の様にあるのです。
一番気になるのは「本殿を支える土台石(6ケ)に菊の紋章が彫刻(二十八弁)してある」の部分です。何故菊の紋章のある石を土台にする必要があるのでしょう?押さえつける意味よ。
祀られているのは、白兎神、保食神、豊玉比売の合祀三柱です。白兎神はわかるとしても保食神、豊玉比売なのですか?
保食神は天照大神に命じられて月夜見尊が会いに行ったのですが、口から食べ物を吐き出す姿を見た月夜見尊が思わず殺してしまったという神様なのです。古事記には素戔嗚尊が殺したとありますが…何故、白兎神社に祀られていらしゃる…。
豊玉比売は海神の娘で、竜宮に住むとされる方で神武天皇(初代天皇)の父方の祖母で母方の伯母らしいです。恐らく海神の娘だから、祀られていらっしゃるんでしょうねぇ…海近いし。
なのに何故、本殿を支える土台石(6ケ)に菊の紋章が彫刻(二十八弁)してあるの?ですよ、踏み台ですよ?何を出したくないの?何が出てくるの嫌なん?と邪推してしまいます。
菊の紋章より上にあるお社に白兎神、保食神、豊玉比売が祀られているのですよ。豊玉比売はまだわかりますけど、他の二柱もなの?って思ってしまうのです。
白兎神社に参拝するだけで、色々考えすぎて毎回疲れるんですよねぇ。というのも、こういったものがないのが原因だと思うのですよ。
サムハラ神社奥の宮さんにもある「〇〇神社由来」の文字から始まる、祀られている神様が何方で(以下略)というものが白兎神社には見当たらないのです。
最後に参拝したの5年以上前なので記憶もあやふやですし、もしかしたら今はあるのかもしれませんが…。
禰宜さんのおうちにも伝わってないということなのか、神社庁でも把握していないということなのか…もしかしたら門外不出の出せない内容なのか…。
以前、元々祀られていた神様や貴人を、性質や役割が似ている神様に名前を変えたからつじつまが合わなくなるという話も聞いたことがあるので、そういうことなのでしょうか(遠い目)。
余談ではありますし、誰から聞いた話かも覚えていませんが、白兎は朝鮮半島から逃れてきた幼い皇子のことを指しているのだそうで。小さく守るべきものの意味がある白兎が神様として白兎神社には祀られている…。
「本殿を支える土台石(6ケ)に菊の紋章が彫刻(二十八弁)してある」にひっかりを覚えると、気が遠くなるということを言いたいだけのnoteです。
ここまで読んでくださってありがとうございます。