何気に初めての参拝[大豊神社]
南禅寺から銀閣寺へ向けて哲学の道を歩いてはいたけれど、その間にある神社に参拝をしたことがありませんでした。少し前に読んだ小説の舞台がこのあたりだったのもあり、登場した神社の1つを参拝することにしました。
若王子さんも物語には出てきたのですが、哲学の道にテンションUPしていた私たちは、気が付けば若王子さんを通り過ぎていました。ということで?、今回は大豊さんへ参拝となりました。
大国主命さん、少彦名さんがお祭りされているそうで…ある意味「イツメン(いつものメンバー)に京都で会うといった感じになりました(笑)。少彦名さんは、地元にとてもかかわりのある神様なのでいつか契れたらいいなぁとふと思う時のある神様です。
哲学の道を少し外れる小道の先に大豊神社さんがありました。最初に出会った狛犬様がインパクトがあるというか、狛犬感がなんちゅうか…(←)。フォルムが地元でお見掛けする狛犬様とも先日東京で出会った狛犬様たちとも違う独特感…。
こちらは狛犬様だけではなく狛ネズミさん、狛キツネさん、狛ヘビさん、狛トビさんがいらっしゃいます。本殿が狛ヘビさん(正しくは狛ミさんの模様)で、少彦名さん、道真公、応神天皇さんがが御祭神でした。
でも、[公式]は、狛ネズミさんを推しているんですよねぇ。狛ネズミさんは、フォルムがかわいいですしね!その気持ちはものすごくわかりますよ!!
狛ヘビ(狛巳)さんのあふれ出る男前感?対で白蛇と黒蛇とかって、どんだけ男前なの?って思いました。そして、少彦名さんとヘビにどんな関係があるのだろうと思っていたら、常世からカガミというヘビの船に乗ってこの現世に現れというお話もあるのだそうです。少彦名さんとヘビには深いかかわりがありました。
黒蛇の狛ヘビさんからは漢気が溢れているという印象しか受けないw。めっちゃカッコいいんです。にしても、少彦名さんは常世からやってこられたのか…なるほど。
余談ですが、少彦名さん、粟茎にはじかれて常世に渡ったというお話もあるので、少彦名さんと常世には密接な関係があるような…ないような…うん、なるほど(again)。
狛ネズミさんと狛ヘビさんは一対が共にネズミさんとヘビさんでしたが、狛サルさんと対になっていたのは狛トビさんでした。「サルとトリ」+イヌで急にあふれ出る桃太郎感(←違う)。
哲学の道を歩く人々の何パーセントがこちらを訪れているのかはわかりませんが、とても静かでとても神聖な気持ちになれるお社でした。ここは呼ばれないと参拝できないお社なのかもしれません。
お祈りをしていたら、真っ白な御幌がはためき、気が付くと手の中には“たとう折”に包まれた文が1つ。巻紙に書かれた文を読んで納得をするという夢を見たのだけれど、何に納得をしたのかサッパリ思い出せない秋分前日の朝。