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集団登校をする児童をみても、やっぱり大切だなと思った件

出勤時刻と小学生の集団登校の時刻が重なっています。毎朝走る国道に手押し信号があります。そこには体格の良いお巡りさんとおぼしき男性と保護者の方が見守り隊としていらっしゃいます。

集団登校ですので、ランドナップを背負った高学年の子供を前後に間に低学年の子供たちが数人います。そんな集団がいくつか歩道を歩いています。

いつもは歩道で見かける集団がある時、横断歩道を歩いていました。この子達には何故だか目がいってしまいますし、この一区切りが同じ集団なのだろうなと直ぐわかるのです。

横断歩道を渡る姿を見て理由がわかりました。先頭を歩く班長らしき女の子を筆頭に全員の姿勢が伸びていて美しいのです。

先頭を歩く女の子がことに姿勢が良いのですが、彼女に続く年下の子供たちも男女問わず背筋を伸ばし颯爽と歩いています。

先日読んだ“フランス人との接し方 増量・改良版 パリ滞在日記収録”という本にあった一節を思い出しました。

「パリを察そうと歩くパリジェンヌの姿は、なぜ恰好がいいのだろう」
(中略)
彼女たちに一つ欧通るのは「姿勢の良さ」なのです。まるでバレリーナのように、背筋がピンと保たれています。
フラット靴やスニーカーに細身のパンツスタイル。ミニスカートや高いヒールを履いている若者の姿は、ほとんどみかけません。

フランス人との接し方 増量・改良版 パリ滞在日記収録

集団登校をする子供たちから察するに、日本人は子供の頃から猫背の傾向にあるということです。

そういえば、東亜細亜人は姿勢を保つ筋力が弱いので、日本人は帯でそれを補っているという主旨の文章を読んだことがあります。

朝鮮族の方々の韓服も胸の下でチョゴリの紐を結びますし、男性も同じ位置で紐を結ぶので、妙に納得したことがあります。

上昇志向バリバリの御国の方々は筋力をつけて美しい姿勢を保っていらっしゃるので、K-POPアイドルに憧れを抱くのは当然かもしれません。

私がその世代だった頃に憧れを抱いたのはスーパーモデルと呼ばれるパリコレ等でランウェイを颯爽と歩くトップモデル達でした。

ナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)を筆頭に今でもコレクションで活躍されている方々は当時から姿勢の良さ、足運びが確実に美しかったです。

私が大好きだったリンダ・エヴァンジェリスタ(Linda Evangelista)も美しいウォーキングでした。速く歩いても優雅でした。

そんな色々のことを思い出させてくれた集団登校の彼女達が、これからも良い姿勢を保って、素敵に成長していってくれたらいいなぁと思った次第です。

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