『精度が命の深海攻略』人生釣り三昧#47
おはようございます。
もし目が見えなくなっても家でトイレには自力で行けるように寝る前、目を瞑ってトイレに行くという謎のトレーニングに励むかずおかです。
#意外といける
今回は『精度が命の深海攻略』というテーマで先日のリザーバー釣行について振り返ってみたいと思います。
さて。
11月は仕事含め結構忙しく、週末に予定した釣行はことごこく中止が続き中々釣りに行けない日が続いていました。
そんな中、先週末は久々に同期とリザーバー釣行へ。
コロナのせいで中々一緒に釣りに行くことができず気付けば春以来の釣行。笑
季節的に難しい時期ではありますが個人的にはこのリザーバーだと場所も絞りやすく去年積み重ねた経験もあったので割と釣れるイメージを持って挑みました。
案の定出船して間もなくして様子見ポイントで1匹目をキャッチ。
確認&精神の安定も兼ねているので容赦なくガルプフライ1.8gジグヘッドを投入しました。笑
サイズがまずまずだったのでまだ拾えると思い再度アプローチすると同船者にもヒット。
「軽量ジグヘッドでの深海攻略はやっぱりこの時期マストだなぁ~」と順調な滑り出しに両者ご満悦。笑
こんなにも早々に連れてくれるのであれば、と意気込んで新たな冬エリアを見つけるべく大移動。
「この時期もしかしてあの場所も良いのかな…?」と迷いながら本命ポイントを釣るぐらいならこんな日ぐらい思い切り探索してやるという魂胆です。
というわけで昼頃までの結構な時間を探索作業に充ててみましたが想像をはるかに超える生命感の無さにはちょっとガッカリでした。
魚が全く居ないわけではありませんでしたがわざわざ期待して粘り倒せるポテンシャルは一切感じられないといったところですかね。
風の影響を受けにくい場所ではあるので魚さえ溜まっていればかなり釣りがしやすいだろうなと勝手に期待していましたがそう思い通りに動いてくれるほど甘くはないみたい。
そんなこんなで探索を終えて本湖に戻ると覚悟はしていましたが大爆風…。
これまでも風の強い日に当たる事が大半でしたが間違いなく過去一クラスの強風に湖面も波立ちレンタル装備ではお手上げ状態。笑
瞬間的とはいえ真横に受けると危険すら感じるほどの波立ち方だったのは初めてでした…汗
本湖がそのような状態で水中島近辺を始め凄く魅力的な映り方をしている場所も数か所ありましたがこの強風下で攻略するのは困難と判断してスロープ近辺のポイントで粘ることに。
ポイントに到着直後はボトム付近に魚も映らずしばらくその場で辛抱していましたが15:30頃からちらほらと15m前後のブレイクやハンプの周りに魚を発見。
20m前後から動いてきた魚だと思います。
相変わらずな爆風の中、何とか軽量ジグヘッドを落とし込み誘いますが感覚的には全く良いアプローチが出来ていない感が強く案の定魚からの反応も返ってくることなく終了。
結局、最初の1匹のみで終了となりました。
釣行後、同日出船していた後輩とその同船者から話を聞きましたがこちらはそれなりに魚を釣ったとのこと。
最大魚はお互いラインブレイクという話でしたが50㎝弱の良型をしっかりと釣っていました!
自分が釣れていないからこそどうやって釣ったのかが気になり色々と話を聞いてみましたがもうただただ納得。
どうやら狙ったのは15m前後の水深に絡む立木。
この『立木』というワードを聞いて釣れなかったのが全て腑に落ちたのですが思えば最初の1匹と同船者の1匹はどちらも立木が絡むブレイクでした。
この時、僕の中では『立木』というよりも15m前後のブレイクで釣れたという事ばかりが頭に刻まれておりその後の釣りにも影響を与えたわけです。
あの時、深いエリアというだけでなく立木が重要だという可能性を探求していればまた違った結果になったのでしょう。
確かに僕が粘ったエリアにも魚は映っていましたがターン終盤という事もありアプローチの精度をよほど高めないと口を使わない状態だったと思います。
俗に言う『居留守状態』ですね。
難易度は高いんですがしっかりとしたアプローチが出来れば口を使わせることも十分に可能な魚で昨年の同時期はこの手の魚をひたすら狙っておりました。
その時の経験が固定概念となってしまい今回狙うべき魚を完全に見失ったというわけですね…笑
更に聞いているとディープエリアでも底付近の魚と立木絡みの魚ではコンディションに差があったようです。
ディープエリアの底付近で釣れる魚はコンディションが良い傾向にあり、立木絡みで釣れる魚はコンディションがあまり良くありませんでした。
実際に自分たちが釣った魚を見ても納得。
これは昨年釣った魚ですがこのコンディションが狙って釣れるのが理想的な展開。
逆にそうじゃない個体が絡むときは大体何か外してる時ってことです。
これは似たような水深に居た魚だとしてもそのポジションに至るまでの過程が違う事が原因だと思っています。
今回立木に付いていた魚というのはターンの進行に合わせて徐々にレンジを下げていった魚だと僕は捉えています。
(この時、1割程度の魚は気合いでシャローに残り続ける印象です)
水質の変化から逃げるように徐々に深くまで落ちていくわけですがこの道中捕食行為は殆ど行われないのかバスの体からは疲労感を感じる事が多いです。
一方底付近で釣れる魚というのはスポーニング以降、基本的にはディープエリアを生息圏として活動していた魚だと捉えています。
時折シャローエリアや中層に浮上することもあるかもしれませんが基本的にはディープ。
だからこそターンが始まろうがポジションが殆ど変わらないので使う体力も少なく食べるベイトが大きく変わらないからコンディションも保てるのだろうと考えています。
それを踏まえて今回の状況を改めて考えると僕が線で狙っていた釣りは後者の魚を釣るのには適したアプローチ(精度は前提)ですが疲れ果てて立木に付いていた魚を狙うのには適していないアプローチだったのでしょう。
ネコリグ×立木という弱く点で誘えるアプローチは前者の魚を狙うのに非常に理にかなっていたわけです。
帰り道、頭の中で考え続けた結果このような考えで一旦自分が納得するに至ったわけですが相手が魚であり自然である以上想像に過ぎない話です。笑
今年はあと何回行けるか分かりませんが次はどのような状況になっているのか、変化も楽しみながら釣りが出来ればと思います。
とりあえず北風爆風大嵐だけはもう勘弁です…。
それでは今回はこの辺で。
でゎでゎ。
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