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子供は私たちの”ミニ先生”!人生を学び直すチャンスに変える方法

こんにちは、かずみんです!

先生という仕事をしていると、毎日いろいろな”リアル”があります。

ふとした瞬間に、自分の小さかった頃を重ね合わせて

「あぁ、私もこんなこともあったな」
「私はこんなとき、どうしていたかな…」

なんて過去に戻ることがあります。

子供達の存在は、私たち自身の過去を見返し、「大人」になった今の自分から、理解し直すチャンスをくれます。

今日は、子供達との関わり方、自分を見直し、目の前の子供を助け、より幸せに関わっていく方法についてお伝えしますね!

1、子供は私たちの”ミニ先生”なのだ!

私が長く教師をしていて気づいたことの1つ。

それは、タイトル通り「子供は私たちの”ミニ先生”」であるということです。

子供たちと関わる仕事をされている方々は、すでにこの感覚を持っている方もいらっしゃるかもしれません。

そういう方は、きっとお仕事が楽しいのではないでしょうか^_^

私自身、子供の言動から学んだ例はたくさんあります。

例えば…

教室で一人で読書をしている子供がいると、「休み時間は外で遊ぶもの」と思っていた私は、外遊びに行かせようとしたことがありました。

しかし、外に行かない理由をよーく聞いてみると、

休み時間は、読書に集中することで、その子なりに「気持ちをリフレッシュしている」のだと教えてくれました。

また、授業に集中できない子供がいると、先生としてはついイライラしがちでしたが、

自分の子供のころのことをよく思い出してみると、「私もその子と同じだった!」と気づきました。

それからは、”どうして集中できないのか”を共感しながら考え、関わり方を工夫し、よい授業ができるようになったこともありました。

他にも、子供たち同士の人間関係を見ていても、大人になった今の自分はより客観的に理解することができたりします。

「あ〜あの時は、こういうことだったんだな…」なんて、

子供の頃にうまくいかなかったことを、目の前の子供を通して、今気づき直したり、学び直すことができるのです。

2、子供達から学び、あなた自身が癒されていく具体的な方法

とはいっても、そう感じられるようになるまで、私自身も時間がかかりました。

「忙しすぎてそれどころではない!」
「今、抱えている子から学ぶことなんてないよ!」

と思う方もいると思います。

私がお伝えできるのは、「それでも、これを大事なレッスンと捉えてみてほしい」ということ。

なぜなら、あなたの勇気と実践次第で、成長し新しい自分自身と出会えるだけでなく、より多くの子供達を効果的にサポートできるようになるからです。

ここで、役に立つ基本的な『癒しと学びのステップ』をお伝えしておきますね。

『癒しと学びのステップ』

❶ 問題があるように見える子供は、困っている

❷ でも、自分が困っていることを言葉でうまく表現できない。
だから、暴力・他害・ひきこもるなどの行動で助けを求めている。

❸ 助けたいのに、その子に近づけない時は、子供時代の”自分”が癒されていないから。そのことに気づく。

❹ 子供時代の”自分”の助けを求める声を思い出し、受け入れ抱きしめてあげる。

❺ その子供時代の自分を許す(「あなたを許します、私を許します」と唱えてみる)。

❻ ”今の”自分自身もやさしく受けとめてあげる(よく頑張っているね、困っているんだね、など)。

❼ あたたかい気持ちや愛が湧いてきたら、その感覚で心をいっぱいに満たす。

子供との関係で困った時は、ぜひこの手順に沿って実践してみてください!

初めは、全然うまくいかないし、そもそもどゆこと?と思われたりするかもしれません。

でも、ぜひ、自分のために、子供達のために、少しずつやってみていただきたいのです。

私自身、自分の教員生活を振り返って、「今の私なら、ちゃんと寄り添って助けてあげられたのに」と思う子供が何人もいます。

もちろん当時の私は、一生懸命やっていたし、それで精一杯でした。

助けられなかった子も、その後の新しい出会いで救われて、今は楽しく過ごしているかもしれません。だから、今は私自身を許しています。

でも、この実践ができるようになった今の私は、より多くの子供達に寄り添い、サポートできていると感じています。

もし私が、ここまで何もしてこなかったら、きっとまだ”助けられない罪悪感”で苦しみ、何もできない自分にイライラしていたかもしれません。

この記事にたどり着いたあなたは、それができる人なのです。

3、問題から距離をとってみる!心のゆとりを取り戻すワーク

この実践を続け、自然と身についてから、私はかなり変わりました。

目の前の子と向き合っている間は、全然気づかないですが、

ふとした瞬間に、気づけば自然と自分自身を許し、昔よりもラクな気持ちで子供と接することができるようになったのです。

あなたがどうしても「無理、難しい」と感じるなら、

今抱えている問題やレッスンを、

あなたの信じる「目に見えない存在」(神様、仏様、女神様、ご先祖様、宇宙など…)に預けてみましょう。

少し不思議かもしれませんが、すべてを預けることができると、心がふっと軽くなるのを感じます。

心にゆとりができたと感じたら、そこに愛のエネルギーを招き入れてみましょう(自分が好きなことや幸せと思えることをイメージしてみましょう)。

こうやって、問題から少し距離をとり、心にゆとりができると、違った角度からその問題を見ることができます。

子供と関わるお仕事には、たくさんのレッスンがあります。

この仕事を選んだあなたは、すでに、自分と向き合い成長していく”準備”ができていると、私は信じています。

あなたは、子供たちと一緒に成長し、今を生きる子供たちへの勇気と未来への希望を与えられる存在です。

私は、そんなあなたを応援したいといつも思っています。

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