いい子
昔、クラスメイトからある日突然『いい子症候群の君へ』みたいなタイトルの本を貰った事がある。(古い記憶なのでタイトルは曖昧)「ありがとう」と受け取り、本好きな私は早速目を通した。
本を渡したその人は「なんとかしてあげなくては」という気持ちから、私がその本を読むように仕向けたのかもしれない。
「いい子ね」
その言葉はある種の呪い。
言う側の人間の「いい」判定から外れたら「あなたはいい子(人)じゃない」と悪意を放つ。
そんな呪いを浴び続けたらどうなるか?
“自”を保てない人形になるのが生きる術となる。
そこから抜け出すのは簡単ではないのです。
「いい子」でいれば波風立たず平和なのだから。
人形ではなく
私は人
「本当はどうしたいのか?」と自分に問い、それをする事で今の状態が壊れてしまってもいいのか?と。些細なことでも、そういう覚悟を常にしている気がする。
普通の人ならば「何言ってんの?」って話。
ただ私にとってはこれが普通。のはずなのだけれど、たぶん心の限界が体に出てくるんだろうね。
がんばって「いい子(人)」やるもんじゃない
私は私
人形じゃない人だ
人間らしく生きたい
自分の意思に素直になりたい
“まよったら“好き”って思える方を選ぶ
それだけでイイよね
下記に「いい子症候群」の特徴をざっくりとあげておきます
○嫌なことにイヤと言えない
○抵抗できない
○親の言うことを基準に行動する
○人の顔色をうかがう
○自分の気持ちより周りを優先する
○自分が何をしたいのかわからない
○感情を表現するのが下手
○必要なときに助けを求められない
○目立つ反抗期がなかった
○自己肯定感が低すぎる
○落ち込みやすく、立ち直りにくい
○我慢強く思われてしまう