単騎戦闘の欠点と対策 (VP2 アリーシャLV1単騎 全ダンジョン全ボス撃破)
単騎戦闘の欠点とは、こちらのターンの攻撃力が1/4になる、ターゲッティング可能な範囲が狭くなるなど有りますが、一番の問題は「アリーシャの死=全滅」、これに尽きます。
このページでは敵の攻撃に対する対策について記述します。
VP2の世界での戦闘の立ち回りは、AP消費とAP回復を繰り返して敵と戦っていきます。ほとんどの場合は「攻撃(AP消費)⇒敵が攻撃(AP回復)」のパターンになると思います。
・主なAP消費行動
ダッシュ / 攻撃(コンボ) / アイテムの使用
・主なAP回復行動
敵の攻撃を食らう / 歩き移動 / 敵撃破
勿論、敵を倒してしまえば敵の攻撃は食らわず、無償でAPを回復できます。
簡単に書きましたが、「敵を倒した」場合は、です。
こちらはいつでもレベル1です。そう簡単には倒せません。と言う事は、こちらのターンの後ほぼ必ず敵の攻撃が待っているわけです。こちらのHPは終始100。序盤はともかく、中盤以降はひき肉にされます。これはどうにかしないと。
1 根性女王の降臨です。根性祭りをおこないます。
敵の攻撃が単発攻撃(多段ヒットでない攻撃)の場合、最も信頼できる対策はスキル:ガッツです。ガッツの発動条件は「HPが10%以上残っている場合はHPが0以下になる攻撃を受けてもHPが1残る。但し、最大HPが10以下の場合は発動しない。」と、なっています。
このゲームで、最大HPが10以下という条件はどう頑張っても満たせないので、結果として、要はHPを10以上残しておけばよいのです。これなら、敵の攻撃を食らっても死亡回避とAP回復を同時に満たせ、かなりお誂えです。
問題はこの後、APを回復した後こちらのターンになった時、起こす行動です。
VP2ではダッシュでもAPを消費するため、こちらの攻撃ターンで敵の傍に居る事はかなり優位な条件となります。縛りの無いプレイなら、問答無用でそのまま攻撃を打ち込んで殲滅を図るでしょう。
しかし、この縛りでは最優先で、ダッシュで遠くに逃げます。勿論その後は己のHPの回復です。
何故かと言うと、次回のガッツ発動条件を満たさない事にはこちらの攻撃は在り得ないからです。レベル1では火力が無いので、雑魚ですら強敵となります。セコイようですが「攻撃→敵の攻撃をガッツで耐える→離れて回復」の繰り返しでコツコツを倒します。ローマは1日にしてならず、です。
これは単発攻撃の対策です。複数HITの攻撃はガッツの発動条件上、どうしようもありません。でも、まだ生き残る術は在ります。
2 こ、この動きは、トキ!!
そうです。その攻撃を受けなければ良いのです。
敵の攻撃には色々ありその攻撃範囲は目視できるので、これはとても親切ですよね。大まかに分けると以下のようになります。
直線系
扇の大きさ、長さ等様々なパターンがあります。主に長さが短い場合は敵による直接攻撃、逆に長いと飛び道具的な攻撃である事が多いですね。
背後に回ってL3スティックをどちらかに倒せば、敵と共にその場で旋回し続けるためにAP回復手段の絶好のチャンスとなります。(通称: グルグル)
その後に背後から攻撃でき、敵が回避できない、ダメージ量アップと、良い事尽くめ。積極的に敵背後にダッシュで滑り込みましょう。
扇系
扇の広さ、大きさ等これも様々なパターンがあります。小さいときは振り回す直接攻撃、広範囲だと魔法系の攻撃であることが多いです。
赤い面積が多いのでビビりがちですが、直線系と同様AP回復の一連動作(グルグル)が可能です。大きい場合は多段ヒットの攻撃が割り振られていることが殆どで、ガッツで対策できなので超危険です。
円系
パターンとしては、その大きさのみ。
範囲が小さい場合は外からでもこちらのギリギリ攻撃は届きます。中以上の範囲はほとんどが魔法攻撃(複数HIT)であるため、ガッツで防げません。範囲が大きい場合は魔法、大魔法、決め技であるために相当危険で、逃げ回ろうにもフィールド上広範囲に渡るので、対処しにくい攻撃です。
この円系パターンは中範囲以上を選択されただけで、手詰まりが発生します。範囲が広すぎてこちらはターゲッティングすらできず、攻撃手段が全く無くなります。攻撃範囲で敵が囲われているため、ダッシュで背後に回り込む事すらできません。
こんな時は如何すれば良いのでしょうか。
実は答えは簡単です。メニューを開き、アイテムを使用するだけで良いのです。これをすると、何故か敵が攻撃パターンを再選択します。もちろん、選択した攻撃パターンが同じく円系の場合も多々ありえます。しかし、状況の前進する行動として、やる価値はあります。
更には後半戦では、背後から攻撃されたら円系パターン選択なんて事をしてくるのが憎らしいじゃありませんか。雑魚敵とかでも普通にやってきます。
では、円攻撃を選択されたら勝つ術がなくなるのでしょうか?
さて、こうして考えてみると、敵の攻撃で面倒なのは、円形(状況次第では扇形)の攻撃で範囲が中以上のものです。これらの攻撃の多くは魔法、物理どちらでもガッツ不能の複数ヒットの攻撃だからです。
裏を返せば、敵のある程度の攻撃はスキル:ガッツで何とかなってしまいます。実際、なんとかなります。
後は複数ヒット攻撃の対策を練ればよいのです。ではどのような対策があるのでしょうか?
3 心の壁、ATフィールド。
まずは魔法への対策について。
前述の通り、円系攻撃は大半が魔法です。魔法には属性があり、それに対応する耐性を上げてやればダメージを軽減できます。実に、100%の属性耐性をかましてしまえば、魔法防御が如何に低かろうが、喰らうダメージは0になります。
では複数HITの物理攻撃はどうでしょうか?
封印石の中に、「壁の加護」と言う物があります。
その効果は「対象が受けたダメージが50以下の場合、ダメージを0にする」とあります。一見、めちゃくちゃ地味な効果ですが、こちらの防具が充実した時にはかなりの好条件です。
敵の攻撃が無属性の場合は本当に地味ですが、属性がついた場合、使い勝手が飛躍的に上がります。属性化の封印石を配置し、装備で属性耐性を上げ「壁の加護」を併用すると、本当にATフィールドを展開できます。これができれば、複数HITの攻撃は全く怖くなくなります。
複数HITの攻撃は、魔法物理ともに一発の攻撃力が低く設定されていることが多いため、「壁の加護」を使えば、属性耐性は90%でも耐えれたりします。