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PARADEは続く。

今日で4ヶ月。
最初の頃の胸が潰れるような痛みと悲しみは、時間とともに少しずつ和らいできたけれど、心にぽっかりと空いた穴が埋まることはないし、寂しさや虚しさは日が経つにつれ深くなっていく。

映像を観ると泣いて疲れ果ててしばらく観られなくなるのに、少し時間が経つと恋しくて観ては泣いて…の繰り返し。
会いたくて、恋しくて、映像でなら会えるのに、観ると悲しくて、でも会いたくて。ひとりで堂々巡りしている。

悲しむのも泣くことも、生きているからできる贅沢なこと。
こんなにどっぷり悲しみだけに浸っていられるのも、ある意味贅沢で貴重な時間。そう頭で解っているつもりで自分に言い聞かせても、悲しみが続くのも、虚しくて空っぽなのも、辛くてたまらない。
悲しんで閉じこもってばかりじゃ心も体も病んでしまうから、いい加減外に目を向けなくちゃ。と思うのに、ちっともそんな気になれない。ここでもまた堂々巡り。

そんな時、立て続けに「自分の感情は自分だけのもの」という言葉を目にした。そしていつもの癖で、周りを気にして合わせようとしてできなくて、そんな自分が嫌で、余計な苦しみを抱えようとしていたことに気がついた。

私の悲しみは私だけのもの。
あっちゃんが大好きな気持ちも私だけのもの。
ならば、元気じゃなくても、閉じこもってても、空っぽで前向きになんかなれなくてもいい。他のお魚さんたちと同じ速さで歩けなくてもいい。
これからのBUCK-TICKが楽しみだなんて、まだ言えなくてもいい。

あれから4ヶ月、泣きながらでもとりあえず生きてきた。それで十分。
悲しみの深さが愛の深さなら、悲しみごと抱きしめて自分の速さでPARADEを続けよう。

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