何をしてもBUCK-TICK。
写経していたら「異空」が出てきて、はっとする。
集中して文字を書いていたらゲシュタルト崩壊が起きて、脳内で「FUTURE SONG」が流れ出す。
何をしても脳内でBUCK-TICK変換される(=BUCK-TICK脳)。
前みたいに曲を聴いたり映像を観たりできなくても、あっちゃんの声や歌詞、BUCK-TICKの音楽は私の中に染み込んでいる。
ささやかな出来事にB-Tとの共通項を見つけては、嬉しくなったり切なくなったり。そんな日常が少しずつ戻ってきた。
バクチク現象-2023-で聴いたこの曲は、怯むことなく未来へ向かうのだ。という4人の決意を象徴しているようだった。
彼らは、どんなときも未来を見つめている。
果敢に、軽やかに、未来を創り続ける。
あの日の私はあっちゃんのいない未来なんて考えられなくて、考えたくなくて。「未来ってなんだよ。あっちゃんのいない未来になんか進みたくないよ。」って八つ当たりみたいな気持ちで、泣きながらこの曲を聴いていた。
今だって、どんどん進んでいく第二期BUCK∞TICKについていけなくて、寂しくてやりきれなくて、時々無性に苛立つことがある。
苛立ちをぶつける先がなくて、どうしたらいいかわからなくなる。
なのにそんな時、やっぱり彼らの音に、言葉に救われるのだ。
辛い時、苦しい時、嬉しい時、楽しい時。
どんな時もBUCK-TICKがそばにある。
それは今でも変わらない。
どうせBUCK-TICK(あっちゃん)から離れることなんてできない。
だったら、無理に過去(BUCK-TICK)から目を背けることも、未来(BUCK∞TICK)を楽しみにしなくちゃ。と気負うこともせず、一歩ずつゆっくり進んでいこう。これからもBUCK-TICKと一緒に。