10月。
10月が始まった。
毎月1日に更新されるLOVE&MEDIA PORTABLE(B-Tのモバイルサイト)の壁紙コーナー。あっちゃんだけ「9月1日」で止まっているのを見て、思わず涙ぐむ。
そうだよね。第二期BUCK∞TICK・本格始動ってこういうこと。
9月21日の発表を受けて、それなりに覚悟はしていたけれど。
”これから発表されるすべての事柄に(新しい)あっちゃんの姿はない”
この事実を目にすると、やっぱり寂しくて悲しくて……やりきれない。
新しいアルバムや武道館公演のタイトル(SABROSA・ナイショの薔薇の下)にあっちゃんの匂いを感じて「大丈夫」って思ったり、こんなタイトルだけど、きっと”あっちゃんっぽさ”はないんだろうなぁ。と切なくなったり。
BUCK∞TICKの活動が活発になるにつれて、情緒が不安定で忙しなくなっている。
あれからもうすぐ1年が経つ。
もうそんなに泣かないし、それなりに楽しく日々を過ごしている。
だけど心の奥深くにぽっかり空いた穴が埋まることはないし、その穴はどんどん深くなっている気がする。
いつも何か(=あっちゃん)が欠けているようで、その瞬間はどんなに楽しくても幸せでも、どこか虚しくて寂しい。
虚しさに引きずられると、生きていること自体虚しくなって捨て鉢になりそうなので、なるべくそちらに目を向けないように、ささやかな幸せや美しいものに目を向けるようにしているけれど……。
きっとこの虚しさが消えることはないよね。だったら受け入れて生きていくしかないんだよね。とどこか醒めたような、諦めたような気持ちにもなっている。
2024年10月19日。
私はどんな気持ちでその日を過ごすのだろう。
予想だと、もうちょっと大丈夫なはずだったんだけどな。
あっちゃんの存在、大きすぎたよ。