見出し画像

140字小説・未知への扉

目の前に、無数の扉がある。

過去、未来、異国、宇宙。
あらゆる場所につながるその扉は
開かれる瞬間を今や遅しと待っている。

どこへだって行ける。いつだって行ける。

天井まで届く書架の前。
僕は胸を躍らせながら一冊の本を手に取って、ゆっくりと未知への扉を開くんだ。
さぁ、新しい冒険が始まるよ。

11/100

いいなと思ったら応援しよう!