アレイスター・クロウリー、その魔術と神秘主義
アレイスター・クロウリーについてもっと調べたいと思い、ネットを散策していたら、このような動画を見つけました。
クロウリーが何をしていたのかについての、真面目な啓蒙動画だと思います。これを見ることで、彼が何をしようとしていたのか、はっきりとわかります。
この動画は、ヨガについてのもの。
西洋的なスタンスと東洋的なスタンスとをうまく混ぜ合わせようとしたのだということがよくわかります。これもアートですね。
この中で、彼の本に書かれていると思われる修行法であるとか、鍵になるような言葉が紹介されていました。
その中にヴィジュアライゼーションについての練習なども紹介されていましたが、これは僕自身、若い頃からやっていたことだと思いました。こういうの、得意な分野なんですよね。
たとえばこういう感じ↓
たぶんこのあたりは、僕がネイタルホロスコープに持っている海王星に絡むいくつかの星々のアスペクトのおかげなのではないかと思います。
中学の時に望遠鏡を覗きながら、遠くの名も知れぬ恒星の輝きにときめき、その星と同期しようとしていたことを思い出します。
太陽系を意識するということ。太陽系を内在のものとして見るということ。遠い恒星と同期しようとすること。
そういうことは、時間と空間を凌駕する天空の何かに意識を飛ばしていたということだったのかも知れません。
電車に乗っていて、その電車を上空100メートルくらいの高さから見るというようなことも、目を閉じて、そこに浮かんでくる映像を見るということについても、よくやっていました。こういうことは、子どもの頃の遊びのひとつだったんですよね。
今、振り返ると、僕が無意識にやっていこととか、やりたくて始めたこと、たとえば、バリの踊りとか、ヨガとか、気功とか、仙道のための練習とか、このクロウリーが魔術の修行法として紹介しているものとリンクしている感じがします。
そのあたり、なんてこった、もっと早く知りたかったとは思いますが、それは言ってしょうがないことで、今がその時だということなんでしょう。
クロウリーは一つの段階として、聖守護天使との会話というようなことを書いています。
トートタロットを初めて手に取って、パラパラと見てからというもの、カードの絵柄が頭から離れず、ずっとカードに見られているという感覚を持ちましたが、それ自体が聖守護天使との会話の始まりだったと言えるかも知れません。
しかし、そういう意味では、うちは1998年にangelspaceという名前で活動を開始し始めています。その時はキネシオロジーをメインにシェアするスペースであったのにもかかわらず、なぜか名前にangelを入れたかったのです。
今となっては不思議ですし、今回、新たに活動を始めようと思ったときにも名前を変えるかどうかとも考えましたが、やはりそのままで良かったのだと思います。ここに来て、ようやくしっくりとかみ合ったという感じなのかなと思います。
考えてみたら、2年半ほど前に占星術をやりたいと思って動き始めたのですが、今年6月にミカミポーラさんの個人セッションを受けたときに、いちばん心に残ったのは、タロットカードだったんですよね。
そこから、タロットについてはしっかり向き合わねばと思っていて、その流れの先にトートタロットがあったのでした。
そして、トートタロットの根っこにあったものというのが、僕が昔からやろうとしてきたこととつながっていたという、そんな経緯があったという事です。
考えてみれば、あの、田んぼを続けるかやめるかというタイミングで原初舞踏に出会ったことも偶然ではないんでしょう。今から思えば、原初舞踏の何に惹かれたかということもよくわかります。
と言うわけで、本を注文しました。「神秘主義と魔術」と「魔術 理論と実践」を思い切って買いました。今はそれが届くのを待っているタイミングです。
楽しみです。何ができるのか、どこに行こうとしているのか、さらにわからなくなってきていますが、よりしっかりと密度が濃くなってきている感じがするので、間違ってはいないと思います。