正方形に囲い込まれた三角形→突き抜けた三角形へ~枠を壊して大周天を完成させる
昨日書いた熊の夢解釈から、キネシオロジーを使っての解放に至るまで、そこそこエネルギーが動きました。そして、同時に今は「トートの書」と「法の書」を引き続き読んでいます。
その中で、やはり鍵になるのは、Lust 欲望に対してどう受け止めるか、創造のエネルギーというものについて、もう一度、ちゃんと見つめる必要があるのかも知れないなと思っていたら、今日のスリーカードで未来の位置にLustが出てきました。
やっぱりそうだなと思いましたが、カードが全部、逆位置なので、少し見つめて受け入れる必要があるのかも知れません。
まず、未来の位置にはLust欲望で、ここからイメージで湧いてくるのは、タントラ的な可能性ということです。
以前このカードについて書いたことを振り返ってみると、仙道の修行めいたことをしていた頃のことを書いています。
これを読み直すと、小周天、大周天のことや、霞を食べる方法のこととか、性エネルギーを漏らさないこととか、昔、真面目に取り組んでいた頃のことを書いていて、そのあたりのことをまたチャレンジしてみると良いのかも知れないと書いていました。
その後、昔読んだ本を手に入れたりして、時々思い出したように小周天の練習はしていますが、そこまでちゃんとは取り組んではいませんでした。
上の本は、ムーから出た本ですし、いかにもという感じですが、書かれている内容は至って真面目で、必要最低限の練習方法が紹介されている良い本だと思います。
散歩をしながら、呼吸を意識したり、体内の気の巡りを意識したりすることで、いわゆる霞を食べるということの実践はできる環境にありますし、何度かそのように近所を散歩したことはありましたが、日課として続けるには至っていませんでした。
今、新たに「トートの書」「法の書」を読むようになって、あらためて、このLustに対してどう向き合うか、新たなチャレンジが必要なのかも知れないとも思いました。
そこに向き合うということですね。そこに向き合うことで、欲望を否定するのでも、欲望に溺れるのでもない形での「力」を手に入れることができるのかも知れません。
そのような大それたこと、本当にできるのかと言われたら、自信はありません。何度となく挑戦して、何度も墜落した領域ですし、どのようにバランスを維持すればいいのか、見当もつきません。
大アルカナの11番欲望から、12番吊られた男、13番死神、14番アート、15番悪魔、そして16番塔に至る道筋は、やはり通るべき道筋であって、そこを通らないことには17番の星は見えないのだと思います。
また、塔の崩壊もまた、恐れるものではなく、そのプロセスに向き合い、何度でもチャレンジすればいいのかも知れません。
思い返せば、僕がいちばん最初にタロットカードに触れた時に最終結果として出てきたのが、16番「塔」のカードだったということは一昨日書きました。
この時の塔の崩壊は、まさに仙道の練習をしていた頃に、耐えきれず転げ落ちていったという経験でもあり、今から思えば、よくもまあ、あらゆる点で符号が一致していることに驚きを感じます。それもまた貴重な経験だったということだと今は思います。
さらに加えて、昨日の熊の夢に関するキネシオロジーのセッションの中で出て来たシンボルは「囲い込まれた三角形」でしたが、それも関係していると思いました。そのシンボルはこんな感じのものです。
四角(スクエア)が三角(クリエイティビティ)を囲い込んで、頭から押さえ込んでいるという図形です。
この三角を四角の枠より外に飛び出させることで、信じ込みにひびが入るというような感じですが、この図形、そのままタロットカードの図柄に見えてくるのは僕だけでしょうか?
三角形がLust欲望で、四角形がTower塔です。
欲望は抑え込んで、社会に迷惑を掛けないようにしましょうというのが、答えではないということですね。
Lust欲望は、創造のエネルギーでもあり、むしろそれを使って、枠を破壊すべきなのだということが、個人個人の中にテーマとしてあるのだということだと思います。
これはおそらくトートタロットのテーマと合致するのではないでしょうか?
星を見いだすためには、塔は破壊されなければならないし、その前に、塔を築くことも必要なプロセスなのだと思われます。
築いて、破壊することで、ひとつの上の次元に顔が出るということなのかも知れないと思います。その先に星が見えたらば、それが本当の意味での大周天の完成形なのでしょう。
スター(星)のカードはその象徴のように思われます。
何度もチャレンジしては失敗してきたというのは、伊達ではなく、それだけの経験から得た勘というのもあるんだと思うんですよね。
その勘がこのタイミングで、トートタロットを引き寄せたのだとしたら、ある意味で僕の人生の集大成的な意味がここにあるようにも思います。
そう言えば、最初トートタロットの講座に申し込んだときに、こわごわ申し込んだと書いたような気がしますが、その怖さは、こういうことに向き合わないといけなくなると言うことを知っていたからなんだとも思うんですよね。
また、せっかく安定したと思っているものが、壊れるかも知れないわけですし、でもそれはプロセスであり、ゴールではないこともどこかでは知っているわけですし、やはりこれは掘っていくしかないのでしょう。ここ掘れワンワンと言われれば、やはり掘らないといけないのです。
そのあたりはアセンダント蠍座の宿命ということですね。深海潜水士は掘り進むしかありません。
最初のスリーカードに戻ると、未来の位置にLust欲望でした。そして現在の位置にはエンペラー皇帝です。男性性、火星のエネルギー、そういう意味では四角(スクエア)にエネルギーを注ぐべしということも言えるのかなと思います。
過去の位置にはディスクの8 Prudence慎重さ、コツコツカードですから、たしかに今までコツコツと慎重に積み上げてきましたね、やってきましたね、それらがある程度形になってきたので、そろそろ火星力使ってみましょうということなのかも知れません。
具体的には、たぶん片付けることですね。残っているお米を長期保存用の袋に入れて、脱酸素剤で固めるということ。お米の部屋を大掃除して、お米の置き場、精米機の置き場を新たに考えること。
そして、今お米をおいてある部屋を生活スペースとして開放すること。もとの座敷に戻すこと。そういう物理的なことをやるべきということだと思います。
そうしながら、小周天もやりましょう。すこしずつエネルギーを高めていって、星のカードのように大周天ができるように練習していきましょう。
そして同時に囲い込まれた三角形のシンボルを身体で描くというようなエクセサイズも役に立つだろうと思います。最後は枠を壊して、突き抜けた三角形のシンボルに変えてしまいたいと思います。
数日前の熊の夢が、こういうところにもつながってくるのだと思うとおもしろいです。
その夢の中で、熊が出てくる前に見た建物というのは、たぶん塔が崩壊した後に使うことになる空間なのかも知れません。
ちゃんと見せてもらっていて、そこに向かっているということなのかも知れないのかと思うと、いろいろとよくできていて、ほんと驚きです。