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冥王星は極限❤️‍🔥

まだ100年経っていない

冥王星が発見されたのは、1930年。なんとまだ100年も経ってないんですね。驚きです。

天王星、海王星に続いて、やはり計算から、存在を予測されていたのですが、実際には計算されていた位置とはずいぶん離れた場所で見つかったので、見つかったのは、ほとんど偶然と言っても良いくらいのことだったらしいです。

発見したのはアメリカ人でした。それからの時代はアメリカが良きにつけ悪しきにつけ、世界を牽引していく存在になりますから、このタイミングでアメリカ人が発見したと言うことも、たぶん意味はあるのかも知れません。

冥王星が見つかった時代はどんな時代だったでしょうか? 

特筆すべきは世界を股に掛けた世界大戦が起こったということかも知れません。第一次世界大戦が1914年、第二次世界大戦が1939年。大恐慌が起こったのはその間、1929年でした。世界は連動しながら、力の関係が少しずつ動き、力をためたもの同士は運命であるかのように、戦い、つぶし合いました。

また、忘れてはいけないのは、1917年のロシア革命でしょう。初の共産主義国家が誕生したのもこの頃です。日本では明治維新後、富国強兵の呼び声の元、日清戦争1895年、日露戦争1905年を経て、二度の世界大戦に突入していきます。そして、その結果として、1945年に日本は戦争に負け、超大国となったアメリカとソビエトという二大国家がにらみ合う、冷戦の時代へと移行していったのでした。

科学

電気を実用的に使い始めたのは19世紀の終わり頃からですが、20世紀に入ってからの進歩は目を見張るものがあります。

科学の世界では大きな発見がありました。それはアインシュタインの相対性理論とボームらの提唱した量子力学の登場です。その結果、原子力エネルギーの研究が進み、やがて原子爆弾が作られました。世界各国が競争して作りましたが、けっきょくアメリカが真っ先に日本に二発の原子爆弾を落としました。

ウラン型の原爆とウラニウム型の原爆。二発落としたのは、どうしても二つのタイプの新型爆弾の性能を試したかったからだという説もあります。ドイツにたいしてではなく、黄色人種である日本だから使ったとも言われていて、人類の意識としては、前時代のまだまだ暗黒時代であったという事なのでしょう。

伏線として考えられるのは、1918年に日本が国際連盟において、人種差別を撤廃することを求めた提案をし、賛成多数で採決されたけれど、アメリカが、これは重大な事案であるから、全会一致でない限りは否決するとしたことです。

そのあたりのやりとりの中で、アメリカにとって、日本は目の上のたんこぶというような存在だったのだろうと思われます。

それにしても、これらの二度にわたる原爆投下はとてつもない悲劇であり、国際法違反であり、絶対にあってはならない民間人に対する虐殺行為であったと思います。それについての考察はまたいつかするとして、ここではこの原子力とか、量子力学というものも、冥王星の象意であるということです。とてつもないエネルギーを生み出すものですから、極限であり、そこから発展してカリスマという感じです。

この時代は戦争が続き、兵器の進歩が半端ない時代であったと思います。ですから戦争も、兵器も冥王星と関係があると言っていいかも知れません。

地球と月と冥王星とカロン


冥王星の位置

冥王星は太陽系の中で、一番外側にある惑星でした。発見当時は太陽系第9惑星とカテゴライズされていましたが、サイズが小さかったのもあり、(月よりも小さい)2007年に話し合いの結果、惑星の地位から滑り落ちて、準惑星となってしまいました。しかし、占星術の世界では、今でも一番外側の天体として、扱っている人がほとんどだと思います。

月から始まった人間の成長は土星でいったん終わりますが、その外側の星の影響は宇宙のメッセージを含み持って、人間に降ろされるというような位置関係になっています。

特に冥王星は一番外側ですから、外の宇宙からの情報を太陽系に伝えるアンテナのような役割をしていると思うとわかりやすいでしょう。冥王星で受けたメッセージはより内側の天体に降ろされます。冥王星は大きなエネルギーを伴いますから、特に冥王星とアスペクトを持つ天体はその影響を強く受けることになります。

冥王星の象意

「洞察」「カリスマ性」「極限状態」などなど。

冥王は冥府の王のことです。死の神であり、死と再生とも言えます。地下世界であったり、破壊であったり、先ほどあげた原子爆弾もそうですし、戦争そのものも、大量虐殺もそうだと言っていいかもしれません。

死の瞬間

年齢期で言うならば、冥王星は死の瞬間です。死後の世界への渡り廊下みたいな感じもあるかも知れません。死の世界には三次元的な時間も空間もないとしたら、冥王星は反転するための特異点という事になるのかも知れません。

冥王星を通過することで、物質としての存在ではなく、時空には属さない、より本質の姿に戻るという感じでしょうか? その時の意識状態はおそらくすべての記憶を携えており、肉体はなく、すべての宇宙が自分の内在であるというような、経験になるのではないかと思います。まぁ、死なないことにはこれは経験できませんが。。。

冥王星のオコツト

ここから先はちょっとマニアックな話になりますが、よかったらお付き合いください。

ヌーソロジーでは、人間の意識と物質の結びつきを、素粒子に見いだそうとして、構造の研究をしています。これは半田広宣さんが冥王星のオコツトと名乗る存在から、チャネリングで得た情報を元に構築してできたものです。

人間の意識が実は素粒子であるということ。そして素粒子は三次元的な物質などではなく、多次元の内部構造を持った高次元な場であり、それが人間の魂ではないのかというようなことを、物理学や哲学の概念を使って説明していこうとしています。

たとえば、こんな思考実験があります。

この鉛筆の方向が4次元の方向

人間の肉体は三次元時空内に存在しますが、人間の意識は三次元時空にいるのではないということです。

二次元を認識するためには、ひとつ上の次元である三次元から見る必要があります。

そして、三次元を認識するためには、ひとつ上の次元である四次元から見る必要があるということになります。

今、私たち人間は三次元世界に住んでいると認識している訳ですから、私たち人間の「見ている」という意識は四次元に存在しているということになりますよね。

そうなると、三次元時空は私たちの内在だということになります。私たちは広大な宇宙の中のちっぽけな地球に住む、ちっぽけな人間という視点は間違っているということになります。

全宇宙はわたしの内在であるという視点を獲得した時には、私は宇宙すべてにあまねく関与している意識存在であるということなんですよね。

その時には、私はは素粒子になっているとも言えますし、全宇宙になっているとも言えるわけです。これが宇宙はウロボロスの蛇であり、その特異点が人間なのだということです。そのような構造が見えてきた時に、自分って何者なのかと見えてくるものがあるのではないでしょうか?

それが見えてくると、今、この世界で起こっている様々な問題も、自分が小さな三次元存在だと思っているからこそ起こっている問題であることがわかってきます。自分の存在の意味がわかるとしたら、世界は大きく変わるだろうと思います。

そんなわけで、ヌーソロジーでは冥王星は鍵なんですよね。そのうちヌーソロジーというのも、冥王星の象意と言われる時代が来るのではないかと密かに思っています。

このあたりはちょっと飛ばしすぎたかも知れません。(^^;

ヌーソロジーを簡単に言葉にできませんが、今は解説サイトなどもたくさんありますから、ぜひヌーソロジーで検索してみてください。宇宙とは何か、星とは何か、人間とは何か、もっと深い視点が手に入るのではないかと思います。


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