冥王星と火星のスクエア
はじめに
僕のアセンダントは蠍座ですから、ルーラーは冥王星と火星ということになります。
アセンダントルーラーは、その人にとってまさにその人と言っていいくらいに、意味のある天体だと言えますが、それが、僕にとっては冥王星と火星なわけです。
スクエア
僕の冥王星は乙女座にあり、火星は双子座にあります。そしてその関係性は、スクエアを取っていて、強烈さがさらに増し増しになったような感じなんです。
火星は7室にありますから対人関係において、かなり注意していても、つい言い過ぎてしまったり、やり過ぎてしまったり、場合によってはトラブルの可能性のある星の配置と言えます。
冥王星は乙女座にありますから、特に実利を要求しがちですし、もっとしっかりちゃんとやれと要求してくる可能性のある星だとも言えます。
個人鑑定の中で
ミカミ•ポーラさんの個人鑑定の中で、彼女が最初に気になったのが、この冥王星と火星のスクエアだったようです。
この配置だと、いい時は良くてもずっとはうまくいくはずがなく、今までいったいどうやってやってこれたのか不思議だともおっしゃっていました。
きっと家族にそれらを調停する星があるのかもということで、パートナーのホロスコープを見てみても、やはりそんな星は見当たりません。
プログレスを見てみても、いっときはP火星が調停していたけれど、それもせいぜい2013年から2017年までくらいで、まったく理解できないという感じでした。
あいや、そこまで冥王星と火星のスクエアってきつい影響があるものなのかと、驚きながら、様子を伺っていたところ。。。
しばらくして、「あああ、外側から調停されてるのか」と、どうやら月が火星とタイトに30°の角度を取っていて、それが調停の役割を果たしているということを見つけて、納得されてました。
火星がやりすぎると、月がそんなことしてたらうまくいかないよと言って、調停してきたみたいということで、じゃあ、この火星はだいじょうぶということになりました。
火星は大事だけど、気をつけないといけない星でもある
それにしても、火星のエネルギーの行き場という意味では、受け皿的な星はないので、この火星のやる気は、僕にとってエネルギーではありながら、よくよく注意しないといけないものだというのは変わらないんですよね。
こういう経験は、個人鑑定の中で何を見て、何を重視しているのか、対処はどうするのか、そういったことを学ぶための、良い機会だったと思います。
これからどのようなスタイルでやっていくにせよ、これらの経験はどれもこれも、僕の宝物です。これからも、個人鑑定も含めて、いろんな経験を積んでいきたいと思っています。