僕が生きている目的とは!?
生きている目的は何なのかを占星術的に見る場合、アセンダントのカスプサインとそのサインルーラーがどこのサインにいるか、またそのルーラーがどこのハウスに在中しているかということを見ます。
まず、僕のアセンダントは蠍座ですから、エレメントは「水」、冷たくて湿っています。冷たいので取り込みたいですし、湿っているので、溶け合いたいですし、火星が強いので、対象からものすごい勢いで吸い上げようとします。
それを短くまとめるとこんな感じでしょうか。
「周囲の動きに関係なく興味あることに執拗に取り組む力強さと激しさ、追求し続ける集中力。」
どうでしょうねえ。これはと思ったものに対しては、たしかに食いつくかも知れません。この占星術にもある意味、食いついた感じですし、ヌーソロジーなんかもそんな感じで向き合ってきた感じがあります。
向き合って、深掘りし、あきることなくどこまでも追求するという姿勢はたしかにわかりますし、それがアセンダントが蠍座であるところから来ていたというのは、腑に落ちました。
人との関係でも、というと、なんか嫌がられそうで、あまり書きたくない感じがしますが、この人は、となったら、とことん理解したいと思いますし、わからなければ食い下がってでもわかろうとするかも知れません。
ざっと、1室蠍座というところからわかることはそんな感じでしょうか。ここで、じゃあ、何に対して、どんなものに対して、蠍座を発揮したいのかという時に、蠍座のルーラーである火星と冥王星がホロスコープ上のどこにあるのかを見るということになります。それがより具体的な生きる目的ということになるわけです。
まず、火星の方から見ていきます。僕の火星は双子座にあります。さらにハウスでいうと7室にあり、そのカスプは牡牛座です。
まず双子座に注目してみると、「僕はいろいろな情報を得るために蠍座らしく生きている」ということが言えそうです。
そして僕が生き伸びることで何を達成しようとしているかというと、「向き合うと決めた相手と、五感が満たされるような、心地よい関係を結ぶために、蠍座らしさを発揮して生きている」という事になりますね。
さらに、もうひとつのルーラーは冥王星ですが、こちらは乙女座にあります。さらにハウスでいうと10室であり、そのカスプは獅子座です。
まず乙女座に注目してみてみると、「僕は徹底的に現実的で、実用的で、合理的であろうとして、蠍座らしく生きている」となります。
そして、「社会に出て、キャリアを築いていく上で、誇り高い、オンリーワンの自分でありたいし、そのためであるならば存分に蠍座らしさを発揮して生き伸びていこうとする」という感じでしょうか。
僕が生きている目的は何なのか?
こうして見てくると、僕は誰と関わるか、どう関わるか、ということがとても大事なことでありそうです。
また社会に出て、それなりの居場所を作る時に、個性を生かせて、自分の裁量で自由に物事を決められるようなところに、キャリアを築けるようにしていくというのも、生きる上での必要な項目ということになるのかも知れません。
それらを満たすことが、生きる目的だというわけですからね。
その上で、何を仕事としていくのか、ということになると、2室、6室、10室のカスプルーラーがどのハウスに言っているのかを観ていくという事になるわけですが、これはこちらの記事で一度考察しています。よかったら読んでみてください。
参考までに、そして備忘録メモとして、
以下、残しておきます。
1室 生き延びる
2室 生きた証としてこの世に残すもの
3室 あれこれ考え、考えをまとめ、その考えをアウトプットする
4室 自分が尊重される居場所を作る
5室 楽しむ
6室 いろんな面倒事を片付ける
7室 あなた(契約者、結婚相手など)向き合うと決めた相手
8室 あなたの持ち物、財産、才能を管理し、より発展させる
9室 あなたの考えを知りたい、学びたい
10室 あなたの居場所、社会に出て行く。挑戦して勝ち取る居場所
11室 あなたの喜び 人を喜ばせたい 私がすることを喜んで応援してくれる人たち 自分の魅力を発揮してファンを獲得する
12室 あなたの面倒事 表に出さないで密かに解決する 見なかったことにすること