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新年会での踊りの動画
原初舞踏、新年会でのソロの踊りの動画です。オリジナルの創作舞踏作品ということになります。公開するかどうか迷いましたが、やはり自分らしく全部さらけ出しておこうと思います。(^^;
人前で踊ったのは15年ぶりということで、とても緊張もし、それなりに準備にも時間をかけました。
納得いったところもあれば、納得できていないところもありますが、とりあえずはこれが今の自分の足跡であり、一里塚ということになります。
テーマは「交替化」としました。
説明としては、こんな感じ。
人は、誰かを真似し、ペルソナをつけることで成長していく。しかしやがて、小さくなった殻を破り、もうふさわしくなくなった、古いやり方を捨て、脱皮を繰り返しながら、成熟していく。そうして自らの位置を発見し、自らの内に花を咲かせることができるようになれば、役割を交替する準備ができたということ。いつかやがてその時を迎えたならば、扇を「あなた」に手渡したいと思う。
この踊りは、ドラマ仕立てになっていて、このストーリーには前もあれば後ろもあり、やがて円環でつながった大河ドラマのような構造を持っているように思っています。
舞台に残した扇を誰かが受け取り、誰かが踊るのでしょう。そしてこの円環を巡りながら、「あなた」と「わたし」の宇宙は紡がれていくのだと思います。
こちらの踊りで使用した面はバリ島のトペン・トゥア(老人の仮面舞踏)、扇は日本の舞扇です。音はツトムヤマシタ「サヌカイトの幻想」より。