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姉妹で乳がんになって

今年も、もう11月。
2020年もあと2ヶ月となった。

2020年はきっと、
誰にとっても忘れられないような
大変な年だったんじゃないかなと思う。

私にとっても
もちろんコロナのこともあるし
その他にも色んなことがあって
きっと一生忘れられない年となったと思う。

今年の2月に
たまたま手が左胸に触れた時に
異物感を感じてしこりに気づいた。

ドキッとして
これは何か悪いものなんじゃないかと
直感がして、妹に連絡した。

最初に気づいた時
恐怖から涙が出てきた。

それ以降、恐怖に脅え
毎日のように
泣いていた日々が始まる。

しこりに気づいた翌日、
妹が以前に一度、マンモグラフィを
受けたことがあるという
クリニックを受診した。

そこで私は初めて
マンモグラフィとエコーの検査を受けた。

医師から、精密検査が必要と言われ
後日、針生検で細胞診をして
乳がんが発覚した。

そこから昔、
白血病で入院していた
総合病院に紹介状を書いてもらい

乳腺外科を受診し、
乳がんと確定し、
検査、抗がん剤治療、手術と
怒涛の日々が始まっていった。

4〜5月の手術の頃は
ちょうどコロナ感染者も増加してきて
緊急事態宣言が発令され
私が住んでいる街でも
外出自粛要請などが出て

“本当に無事に手術できるんだろうか?”と、
とても不安だった。

いつ院内感染が出て
病院が閉鎖になったり
手術が延期になってしまうのか
わからなかったからだ。

そして無事に手術が終わり
術後の抗がん剤治療も
副作用など色々あって終わり
今は経過観察になり
定期的に病院に通っている。

※詳しい経緯はこちら↓に書いています。

そして私が放射線治療のことで
今の病院から近くの病院に
紹介状を書いてもらい受診して
病院や医師によって
見解が違うことに戸惑っている頃

7月に妹も左胸のしこりに気づいて
クリニックを受診して検査したところ
同じ乳がんが発覚した。

自分のことだけでもショックなのに
妹まで同じがんが発覚して
もうダブルのショックを受けて
家族みんな大変な状況になった。

妹は私とは別の病院で
今は術前化学療法をしている。

なので私も妹も今年
抗がん剤治療の副作用で
髪の毛が抜けた。

私は今はベリーショートくらいまで
生えてきてるけど
まだすごく短いので
家ではケア帽子を被っていて

外出時には
キャスケットなどの帽子を被っている。

寒くなってきたのもあって
家でも外でも
毎日帽子が欠かせない。

妹の家に行くと
妹も今は
自宅でケア帽子を被っているので
姉妹揃って帽子生活になっている。

私は17年前に
白血病を患って
その時にも抗がん剤治療の副作用で
脱毛を経験しているけれど、

まさか今年になって
乳がんでまた脱毛を経験するなんて
思わなかったし、

妹までも同じ病気で
抗がん剤治療するなんて
全く思っていなかった。

本当に人生何があるのか
わからないなと思った。

そして姉妹が同時期に
乳がんになってしまい
遺伝性乳がんの疑いも出てきた。

※BRCA遺伝子検査のことは
こちら↓に書いています。

乳がんの5〜10%が
遺伝性乳がんと言われていて
そんな珍しいタイプに
自分が当てはまってしまうのか?

このことを考えると
とても不安で、怖くなってしまう。

家系にも関わる
とてもセンシティブな問題なので
noteに書くのもすごくためらった。

なので色々と考えて
勇気を出して
詳しいことは有料noteに書いた。

まだまだ
今後のことはわからないけれど
もう誰もこんな辛い体験を
しなくていいようにと願っている。

これからの人生が
心身共に健やかで
幸せな日々が続いていきますように🍀

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