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外来受診

今日は、検査の結果報告を聞きに
病院へ行ってきた

骨シンチ検査は異常なしで
骨に転移はないとのこと

造影CT検査は
左胸の脇の方のリンパに
小さいけれど怪しい箇所が
数カ所があるみたいで
転移の可能性があるとのこと

しこりの大きさが5cmあって
ステージはⅢAになると言われた

あと細胞診がまた新たに
検査に出しているとのことで
また来週に細胞診の結果を
聞きにいくことになって
サブタイプはまだわからない

うーん、、
ステージは、しこりが大きいから
良くてⅡで、Ⅲもあるかなと覚悟していたので
そこまでショックはなかった

でも、ちょっとでも良ければいいなと
願っていたけれど、、
あー、そうなんだって感じだった

先生もHER2とかがどうかで
治療も変わるから
そっちを重視しているみたいだった

いつも診察室には
一人で入って聞いているけど
今日は母も一緒に診察室で
聞いてくれていた

母は難聴があるので、
先生は大きな声で話してくれた

そして、術前化学療法で予定していた
FEC療法は
私は以前に白血病の治療時に
アントラサイクリンを大量に使用していて
今回も使用すると
累積でかなりの量になってしまい

ある一定の量を越えると
心筋梗塞や心不全などの
危険があるとのことで
私の場合は、FEC療法は無しになった

このFECで使用する
アントラサイクリン系の抗がん剤は
今までの抗がん剤歴がチャラにならずに
累積で計算していくみたいだ

私の場合は
白血病治療時に、
赤とか青とか、あの原色の
色々な強い抗がん剤を
大量に使用しているので

乳腺外科の先生が
私が白血病で入院していた時の
2003〜2004年のカルテを見て

使用した抗がん剤の種類や
量を調べてくれたみたい

そして、白血病入院時から
ずっと診てもらっている
血液内科の主治医の先生とも
話してくれたみたいで

それで乳腺外科の先生が
心不全のリスクを考えて
FECは止めることに決めたみたい

こっちの病院にして
本当に良かったなと思った

もし別の病院だったら
そのまま標準のFEC治療をして
副作用とかで、
大変になっていたかもしれない

実際、白血病入院時の抗がん剤治療の時に
心臓が痛くなったりしていたので
そのことも乳腺外科の先生に話したら

「そんなの聞いたら
余計に怖くて使えない」って言ってた 

先生はすごく気さくな感じで
話しやすい、
なんでも聞きやすい先生なので
今日も色々質問しまっくたけれど
ちゃんと答えてくれた

やっぱり今の病院だと
血液内科の主治医の先生もいるし
昔の白血病入院時のカルテも残っているので
ちゃんと私の既往歴を考えて
治療してもらえるので安心した

なので術前化学療法は
タキサン単独か、
他の薬剤をプラスして使用する予定とのこと

それも、サブタイプがわかってから
決めることになった

とりあえず、色々調べていて、
すごく強そうな治療薬だなと思っていた
FECは無くなって
副作用が怖かったので少しホッとした

だけれど同時に、
使用しないことで
ちゃんと他の抗がん剤で
がんが小さくなってくれるのか
願わくば
消えてくれたらいいなと思っているので

それはそれで、心配だけれど
それも、先生が考えてくれるみたいだ

あと一つ、心強いことがあって
16年前に白血病で入院していた時の病棟で
当時、私のチームの看護師だった女の子が
今、外来の化学療法室の責任者になっていて

その話を血液内科の主治医の先生から
聞いていたので
今日、化学療法の話になった時に
その子の名前を出したら

その看護師さんも
私のことを覚えてくれていたみたいで
先生たちとカルテを見てる時に
「この子知ってる」っていう
話をしてくれていたみたいだ

それで今日診察室に
顔を出しに来てくれて

お互い「あー!」って感じで
「これからよろしくお願いします」って話した

その看護師さんは
私がクリーンルーム(無菌室)にいる時に

私の似顔絵を描いて持ってきてくれたり
病気や治療のことを質問したりすると
わざわざ先生に確認しに聞いてきてくれたり

私より年下だけど、
すごくしっかりしてる看護師さんだったので
今日16年ぶりに再会できて嬉しかった

懐かしい、
白血病闘病時の私のことを知っている
看護師さんが
今回の乳がん治療でもお世話になるので
すごく心強いなと思った 

乳腺外科の先生も
「知り合いがいたら心強いな」って

「白血病もあって、今回のこともあって
なんで私ばっかりこんなことになるのって
思うかもしれないけれど、
ひとつひとつクリアしていくしかない」
って先生に言われた

また来週、
病院に検査結果を聞きに行って
そして術前化学療法の薬なども決めていく

早くて、
再来週くらいから治療が始まるみたいだ

また来週まで
ゆっくり休んでおこう

自分にあった
最善最高の治療ができて
そして病気が治りますように

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