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やっぱり怪談師になりたい

なんのこっちゃと思われたかもしれませんが、占い師ギータの密かな願いは怪談師。
怖い話を堂々とできるって最高。
普段、怖い話は嫌がられることの方が多いじゃないですか?
怖い話が好きなわけではないですが、体験しちゃうと誰かに話したくなりません?怖い話をしてるのをラジオなどで聞いていて、うまいな〜と思ったら怪談師っていう名前があるんだと知りました。

そんなことを思っていた先頃、お誘いいただいて、講談を聞く会に参加しました。
旭堂(きょくどう)南湖(なんこ)さんという講談師さん。
滋賀出身で滋賀の怖い話をまとめた「滋賀怪談 近江奇譚」を出版されています。

今回は、滋賀の怖い話と講談「江島屋騒動」がメイン。
滋賀の怖い話は本当に怖かった。幽霊だけでなく現実の人の方が怖いと思ってしまいました。
「江島屋騒動」は江戸のお話。
古着屋の江島から、上等に見せかけた花嫁衣装を買った娘。式の当日、雨にぬれただけで衣装の下半分が破れ落ちてしまい、恥ずかしさのあまり娘は入水。呪われた衣装を焼き捨て、恨みを晴らす誓いをした母親が、ある時……。という話。
商売も売ればいい、悪いことはしない方がいいってことで。なかなかに怖い復讐話です。
講談は難しそう。師匠について修行しないといけないですね。
語り口に引き込まれました。
古い洋館の客間。江戸時代の蝋燭立てに和蝋燭を灯した雰囲気ある会場。
ちょうどいいタイミングで誰かがものを落としてみんなでヒーってなったり面白い会でした。
直接目の前での講談は、ラジオで聞くのと違い、表情、息遣い、衣擦れの音、室温なども感じられ、感動しました。
目の前って大切ですね。

雰囲気あるお庭

今度は、大阪心斎橋にできたスリラーナイトバーに行こうと決意中です。
ここは店内もホラーそのものだそうなので雰囲気も楽しみです。あ、でも私、お化け屋敷は無理なんですよね。怖い。脅かされるのが嫌なんです。本物が混じっているのも嫌だけど。
まずは聞くことで、お勉強。目指せ、怪談師への道、第一歩でした。

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