パーソナルカラーの歴史と大統領選挙
1961年にアメリカ大統領となったジョンFケネディは、選挙活動でイメージ戦術として視覚に訴えかけるパーソナルカラーを活用し、自身の支持率を上回る当時の現職副大統領のニクソンに勝利しました。
これはパーソナルカラーの歴史を知る上で、必ずといって良いほど出てくる有名なお話です。
ケネディの好印象の理由の1つは、彼が演説時に着ていたスーツの色でした。
ケネディは濃い色のスーツを、ニクソンは薄い色のスーツを着ていました。
当時、アメリカ国内にあったテレビはモノクロだったため、ケネディは濃いグレーで表示され力強く自信に満ち溢れているように見え、反対にニクソンは薄いグレーで表示され、頼りなく見えたと言われています。
どうしても勝利を掴み取りたかったケネディ陣営はカラーコンサルタントを登用し、ケネディを『若き有能なリーダー』として演出する、というカラー&コンサルティングを行っていたのです。
この一件で色の影響力が認知されるようになり、その後の大統領選挙では候補者がパーソナルカラーのプロフェッショナルを雇うことが当たり前となりました。
選挙以外でも、見た目のイメージを大切にする各界の著名人や経済界の方もパーソナルカラーを用いるようになりました。
自身のパーソナルカラーを診断すると、似合う色はもちろん、なりたい自分を演出する色をも知ることができます。
その後、1980年代にアメリカから日本へパーソナルカラーが渡来しました。
昭和から平成、平成から令和へと、時代が移り変わり、日本へパーソナルカラーが来てから40年の時が流れています。
もう40年、なのか?
まだ40年、なのか?
色の歴史は奥深いですね。
今年11月のアメリカ大統領選挙ですが、候補者のスーツやネクタイの色にも注目してみると、面白い発見があるのかなとカラーリストの視点でもとても興味深いです。
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