小学校受験ーペーパー指導について思うこと
ペーパーって必要ですか?
このご質問には小学校受験に取り組むにあたりペーパーをするかしないかはどのご家庭にとっても悩ましい選択であるということです。
国立だけという方は必ず志しの先にはペーパーに取り組むことが必然となるので、疑問は持たずに始められます。
私立でノンペーパーと言われる学校を第一志望にされて、それ以外は合格してもいかないというお考えをお聞きすることもあります。
しかしながら、ペーパー校かノンペーパー校については以前もお話しした通り、どちらをお受けになるにしても同じ時間を費やすのなら、ペーパーに取り組まれることをお勧め致しております。
理由は、お受験に費やした時間を後悔しないためです。
近年のお試験の内容はかなり高度な習熟学習が必要な内容になってきています。
繰り返しの学習とテクニックを覚えて取り組むことでミスなく早く解けるようになる問題は、大人でもスラスラ正解する子供達に舌を巻く内容でもあります。
課題的には新しいものが増えているわけではありませんが、より高度に複雑に発問されることがあるため、それに備えて、普段の学習教材も難易度が上がってきています。
よほど家庭学習や早期教育でペーパーの内容に近い学習をされていらっしゃるご家庭以外、新年長からそのペーパーの内容に取り組む時、大抵驚かれ、また指導方法をご覧になると家庭だけで理解し、習熟した学習をさせることの難しさを感じ、家庭教師にご依頼頂きます。
例えば
サイコロ🎲の問題
皆様はサイコロについてどのぐらいご存知ですか。
裏と表の数を足すと7になることはご存知かと思います。
しかしそれはサイコロの最低限の条件問題です。
お試験の問題では様々な形でサイコロの6面体の問題がでてきます。
サイコロの裏表が展開図にした時にどのような関係にあるか。
展開図には大まかに11種類ほどあり、裏表を展開図から読み解き組み立てられたサイコロの中から正解を選ぶ。
このサイコロの展開図は全て組み立てれば、サイコロになるものばかりですが、ある特殊な展開図以外は4列並んでいるところは一つ飛ばしで裏表、あとの2枚の正方形が裏表となります。
では特殊な展開図はこの中でどれでしょうか。
まるで小学校高学年の問題のようですが、覚えてしまえば簡単ですが、大人でも知らなければ難しい問題です。
お教室での解説だけでは、理解できませんと、家庭教師としてご指導に入らせていただく時は具体物と実際の展開図を一緒に切って、どのような関係になっているか。
問題として解く場合にはどう選びとっていけば早くミスがないか。
このように発問の内容を理解し、問題を素早くミスなく解くという深いご指導は家庭教師でなければなかなかできません。
共働きやご兄弟姉妹がいらっしゃるご家庭では、お教室でわからなかった課題を翌週までに理解習熟させるのが難しいということで、我々にご用命をいただきます。
その週その週でわからなかった問題の霧を晴らして進んでいかないと、4月から新がとれて年長さんとなる皆様にとっては多くの課題を一通り終えて、夏休みにはローラ作戦に入るためは春休みはとても大切な時間です。
ペーパーだけでなく、志望校によっては、生活巧緻性や、絵画工作など11月に自信を持って臨めるようになるには、ここから1週間単位で必要なことを精査して、できるようになって進むことが必要です。
家庭教師とはどのようなことをしてくれるのか。
是非一度ご体験ください。
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