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お受験で試される、幼児期のコミニュケーション能力を上げるには
本日は最近では コミリョク と言われる
コミニュケーションについて幼児教育の観点からお話しさせていただきます。
岩波書店の『広辞苑』ではコミュニケーションという言葉を
「社会生活を営む人間のあいだで行われる知覚や感情、思考の伝達」
と定義しています。
行動観察
集団でのお遊びや、体操、面接でも
コミ力が試されます。
空気の読めない人
と言われるのがコミリョクのない人
コミ小ーコミショウーと言われるらしいですが、幼児期のコミュニケーションというのはどうしても本能に支配されているものなので、行動観察をするなど空気を読むというのはなかなか訓練しないとできないものです。
お教室の行動観察の授業ではグループに分かれて、遊んだり、ゲームをしたりする様子で、どのようなコミニュケーション能力を発揮できるかを見ることになるのですが、授業としては何かを頼んだり、頼まれたりする時どのような発話をするかを学ぶことになります。
お話しが苦手だったり、子供らしくというか、奔放なのは行動観察ではNGです。
なので、
お遊びで物を借りる時は
かして〜いいよ〜
仲間に入りたい時は
入れて〜いいよ〜
この行動観察の授業での学びは時として、自然体という本来なら子供らしくてよいと思われることが、正解でなくなることもあります。
この行動観察というのはお受験のお題の中で一番指導が難しいともいえます。
コミニュケーション能力という、ある意味大人になるまでに人間が成長過程での学びで培っていく部分が大きいものを、形だけをとらえて、こう発言しましょう、こう振る舞いましょうと指導するのは、果たして幼児教育として正解なのか。
行動観察はお子様の素の状態、ご家庭の教育が透けてみえる大変重要な合否の判断材料ともなります。
お試験を考え始めた時、普段の生活から正しい振る舞いや声がけを回りの大人がまずはできているのか。
子は親の鏡、その逆もしかりです。
大人が家庭でも外でも正しいコミニュケーションを心がけているか。
子供は見ています。聞いています。
元々正解を知らないのですから、大人がどう行動しているか。
そこから学んで行くことが多いので、靴を揃えているのか、誰とあってもしっかり笑顔でご挨拶しているか、子供に対してもできないことを厳しく叱るのではなく、どう話せばこの子はわかってくれるかを考えて発信しているか。
自分本位でなく、人のことを考えて行動できるか。
難しいことですが、これが行動観察でお子様が◯を、もらえるかどうかの鍵となります。
貸してーという前につかってしまう
いいよ〜と言わず1人で使い続ける
入れない子がいたら一緒にやろうと声をかけてあげられる
道具を一緒に仲良く使える
これを形だけ教えてやらせる
のではなく
自然にできるような子供にというのは大変難しいことですが、鍵は家庭教育です。
子供に叱っていることを親ができているのか。
ここへきて行動観察で気になることが出てくるというのは、やはり一度素直に普段の大人の立ち居振る舞いが身勝手ではないか、他人を尊重することを態度や言葉で大人の行動でしめせているか、見直してもしできていないことがあれば、変えていくことが大切です。
お友達と仲良く一緒に何かをなしとげることは、難しくも自然にできれば素晴らしいことです。
しかし形から入らなければ難しいことでもあるので、日々家族の生活の中でも相手の気持ちを、考えて行動したり、発言したりできることが、コミニュケーション力を正しくそだてる素晴らしい教育であると思います。
まずは
家でも
おはよう、いってきます、ただいま、
ありがとう、ごめんなさい
のご挨拶を気持ちよく。
朝起きて、どんなに眠くても
おはようーとにっこり笑顔で目を合わせて
幼児教育に携わる方でも仕事上では、子供達に目を見てにっこりご挨拶と教えていても、
挨拶ができない方が増えています。
やはりまずは大人が日々、笑顔で挨拶できることが大切です。
まずは朝一番のおはようから始めてみてくだい。
1日が気持ちよく過ごせます。
挨拶はコミニュケーション能力の第一歩です。
時間がかかる事ではありません。
また、お手伝いができたり、人に優しくできたときに大いに褒めて、
お互いが気持ちのよい関係を気付けることを普段の生活から心がけてまいりましょう。
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