ネブラスカ日記20080304
昨日はインターナショナルフードフェスティバルがあって、何とかそれまでに宿題を終えることができたので、行ってきた。
各国の留学生がブースを作り、そこでお国料理をちょっとずつ食べることができる。ひとつひとつの料理は一口分くらいだったけど、かなりお腹いっぱいになってしまった。
我が家のコロンビアンたちも、1ヶ月くらい前からうちに集まって練習していたダンスを披露。これがまた素晴らしかった。うちの日本語クラスのセロンさんも参加してて、ひらひらの長い衣装を身にまとい、
「せんせー、見てください!」
と最近教えた「動詞のてフォーム+ください=リクエスト」を使って、私の前でくるくる回ってみせてくれた。
宿題が終わったのでのんびりのその日の夜、フードフェスも終わって私はうちでぼーっとテレビを見ていたら、カロリーナが衣装を着たまま帰ってきて、それから打ち上げムードになったコロンビアンボーイズたちがうちに集まってきた。
「ちょっとマジでよかったよー。みんな楽しんでたよー」
と褒めちぎると、もう嬉しそうにニコニコ顔。
で、みんなでコロナビールで乾杯。
酔っ払わなくても面白いやつらだけど、飲むとさらに面白くなる。
昨日は(ユニバーサルに)下ネタに走り、
「*****はスペイン語でこういう」とか「日本語ではどういうのか?」とかそんな話でめちゃめちゃ盛り上がった。
同じスペイン語でも、スペインで話されてるものと南米で話されてるものではニュアンスがちょっと違うものもあるらしい。
たとえば、南米では「ダンスをする」という意味の言葉が、スペインだと「セックスする」という意味になるそうな。
なので、Shall we dance?のつもりでご丁寧にダンスに誘っても、スペインでは下手をすると平手打ちが返ってくるかもしれないらしい。
あと、カロリーナの彼氏のスコットが生まれたての子犬を連れてきていて、その子犬の名前が「ミコ」。
何とも可愛らしい響きに私も「ミコ、ミコ」と一緒になって遊んでいたが、ふとカロに、「ねえ、ミコってスペイン語でどういう意味?」って聞いてみた。
そしたら彼女は一言、「猿」。
・・・犬に猿って名前付けるか、普通?
これがコロンビアンなセンスなのか?
コロンビアンセンスといえば、酔っ払ったダビッドとウィリアムがクラッカーをつまみながら、
「このクラックにはビールよりコークが合うんだよ。Crack & Coke、なんちゃって~」
なんて言ってた。クラックもコークもコカインのことだ。
英語でもこんなベタなオヤジギャグがあることを初めて知った。
調子に乗ったウィリアムが、
「は、早くクラックを、クラックをくれ~~!」
と麻薬中毒者のように言うと、ダビッドが悪徳密売人よろしく
「これか!?これが欲しいのか?」
と目の前でナビスコのクラッカーをチラチラさせ、完全にコントと化して
いた。
しかしこの人たちは、先日飲んだときはコロンビアっていうと何でも麻薬に結び付けられるからイヤなんだよね、なんて言ってたくせに、思いっきりそっち系じゃないかい!
でも、ギャグとしてはかなり面白い。どこかで使わせてもらおう。
ここでのコロンビアンなノリにもだいぶ慣れてきた気がする。
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