ネブラスカ日記20080208
昨日はハウスメイトのダビッドの誕生日で、みんなでお金を出し合ってプレゼントとかケーキを買ったりした。パーティはいつかな、と思ったらカロリーナが
「みんなの時間が合わなくて、ちょっと遅めだけど夜に始めよう」
ということで。夜の9時半には全員家にいるように、ということに。
だけど、9時過ぎに帰ったら、家には誰もいないじゃん!!
で、9時25分くらいにちらほら集まってきたこの家の住人たちは、
「ちょっと小腹が空いたから今からピザ食べに行くけど、Akikoも行く?」
などと悠長。夜でもあるし、これからケーキが待っているはずなので、ピザは断っておうちで待ってることにしたが、結局パーティが始まったのは夜の10時過ぎから。平日ですよ、みなさん!
他のお友達たちも9時半と聞いていたはずなのに、10時を過ぎてからぞろぞろと現れる。
時間感覚の違いに改めてカルチャーショックを受ける。
そしてみんなからのプレゼントと大きなケーキがダビッドに!
ケーキは、かろうじて表面のクリームは白だが、縁取っているクリームの
色は「紫」。紫芋味、ってわけじゃないのよね、たぶん・・・。
ハッピーバースディを英語でまず普通のテンポで歌ったあと、スペイン語でも歌う。何故かスペイン語の時は倍の速さ?ラテンだから?
そして、「ウノ!ドス!トレス!・・・」
とみんなで声を合わせて数を数えていくので、私は最初、ダビッドがカウントダウンに合わせてケーキに顔を突っ込むとか、そういう風習があるのか、とドキドキしていたが、よく聞くとカウントアップだし、どうやら年齢の分だけみんなで数を数え上げる、ということらしい。日本とはこういうところでちょっと違うのが面白い。
そして、主賓なんだけど、結局ケーキ切り分け係となっている、当家の台所奉行、ダビッド・・・。マメな男なんだ、これが。
それからワインを飲み(カリフォルニアのシャルドネとピノグリのブレンド。めちゃめちゃうまかった!)、私はインドネシアからMBAを取りに来てるベンギーという男の子と友達になり、前から友達のウィリアムと3人で
半分酔っ払いながら
「日本では風俗産業は割と公然化してるというのは本当か?もし彼氏が
そういうとこに行っても、日本の女性は平気というのは本当なのか?」
という話で盛り上がった。自分の彼氏や旦那が風俗に行く是非については、
「隠し通せるならともかく、バレたら即殺すね」
といったらやっぱり
「そうだよねー。それが普通だよねー」
と妙に納得しているコロンビアンとインドネージアン。何か心に思うことでもあったのだろうか。
ウィリアムは私と同じように、大学院生で学内の仕事をしながら奨学金をもらっていて、普段はインターナショナルオフィスで留学生関係の仕事をしているので、普段のときはかっちりした印象があったけど、やっぱり酒を飲むと本音というか本性が出て面白い。
「コロンビア人て聞くとさぁ、みんな麻薬とかいうけどさぁ、そんなのやってたら普通に捕まるわけよ、うちらも。ホント、ああいうアメリカ人の思い込みっていやよねー」
なんてグチグチ言ってたし、アメリカ人のコロンビア=麻薬というステレオタイプ的な見方に相当辟易しているらしい。
(どうも私の偏見なのだが、ウィリアムは酔っ払うとオネエ言葉が似合う)
結局12時くらいまで飲んで語って、みんな帰っていった。
この家に移ってきてから、何だか急に友達が増えた気がする。
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