気になる匂いと色
一体いつからだろうか。
ほのかなにおいすら気になるようになったのは。
オーガニックや無添加を求め
合成香料などを避け続けたからか。
さすがに小学生の頃には
洗濯洗剤・柔軟剤、香水や車の芳香剤などでの
臭い酔いをして気持ち悪くなっていたとは
わからなかった。
あるモノを嗅いで、ある場所にいる時のみ
具合悪くなっていた。
車内においては車酔いをしているのだと思ったし
いい匂いの制服やブラウスを身につけるのが
しんどい…という事実は受け入れられなかった。
皆がいい匂いだね?というものに対して
体は拒絶反応を示していたのだ。
大人になりネットからたくさん情報を
拾えるようになってから自分は
合成香料が非常に苦手であるということが判明した。
食べ物に関しては、食べれるものと苦手なものはある。
強い人工的な香料が漂うものは体が受け付けない。
そこそこ昔からではあるが
メッキの臭いも苦手だ。
18kなどではないアクセサリー。
それなりに劣化してくると
鼻にツンと香ってくる不快な臭い。
最近ずっとお気に入りで毎日つけていた
ネックレス数種からも
とうとう漂い始めたのだ。
悲しい。
相棒のように日々の長い時間を
共に過ごしてきたというのに…。
そろそろお別れの時期が近いのか?と
覚悟を決めつつある。
アクセサリー置き場に
飾っておいて愛でるようにシフトしようか考え中だ。今晩にも行動に移してしまうかも知れない。
さて、化粧に関しては…だ。
最近節約のために思い切って薄化粧にしてみた。
肌断食とまではいかないが
肌に優しいクレンジングとメイク用品を継続して
10年
肌の赤みやブツブツ、ビニール肌は
かなり改善されたのだ。
その10年にも渡る努力の上に成立する
薄化粧。
化粧をすればするほど映える人。
化粧をすればするほど見映えを損ねる人。
色々いる。
私は目の下の青クマこそ天敵だが
それ以外はチークやアイシャドウ
色がほとんどないリップグロスを重ねたら
それで最低限をクリアしてるように見える。
むしろ重ね塗りや濃いアイシャドウに
リップになると厚化粧バリバリの雰囲気である。
薄いピンクのチーク、アイシャドウ、リップグロス、これらがあればいい。
ファンデーションは少し。そして、ポイントにコンシーラー。
キラキラツヤツヤは欠かせない。
マットは似合わず、沈んだ顔になる。
淡いピンクのカラーにネイル
そしてお気に入りの淡いインカローズの指輪で
オシャレを成立させるミニマリズム。
さっぱり薄づき、エコ
過激な匂いもメイクも色もいらない性分。
つくづく人には合う合わないがあると
深々と感じさせられるものだ。