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母と、私の反撃日記 9
『自分で決めた事であれば、そこに居続ける事も、大人の責任ですよ!』
(そんなこと、知ったこっちゃない。)
「責任のために自分の人生を犠牲にはできません。居続けて疲れていくなら、別の場所で頑張った方が、自分のためになります。」
『自分の人生を犠牲にできない?
自分で決めて入学したのに、責任以前の問題ですね。であればなおさら、就活は相談して欲しかったですね!やっぱり好き勝手にいきてるじゃ無いですか?』
”なおさら”の使い方を間違っているのでは無いかと思うほど。責任以前の問題とは一体なんなのか。”?”ばかりが並ぶ言葉たち。
「好き勝手に生きることのどこが悪いのですか?全て自分で決定しているので、なんの問題もありませんよ。就活のことは以前から話していたはずです。」
『自分で全て決めるためには、家族の金銭的な支えがあることを完全に忘れていますね。普通は院まで行かせてもらってると感謝し、外に出るなら相談するものですが、あなたにはその感覚が無いですよね!だから自分勝手だというのです。』
こういう場面になると、いつも経済面を持ち出してくる。これは、私を抑圧しており、また、毒親の特徴でもあるだろう。親は子を支配できると思っているのだ。しかも、無意識に。それに、就活すると思うとは何回かに分けて伝えていたし、就活していたことも伝えていた。
『就活の話は、受ける前の話は聞きましたが、医療系に関してはどこを受けて、内定をもらったのかも知りません。普通は全ての内定を報告した上でどこにいきたいかと話をするものです。ここも自分勝手ですよね!』
果たしてそこまで相談する必要があるものだろうか?
それに、話をする、といっても思い通りにさせられていることが目に見えているのに、なぜわざわざ話をしなければ行けないかも疑問である。
私は医療系の会社にも内定をいただいていた。しかしその会社名は伝えていなかったのだ。何をするかわからないから。しかし、今回伝えた。すると、
『今頃聞いたところで・・・ですよ!なぜ、相談してくれなかったのか・・・残念です!』
「聞く意味もないので。そこで、相談したところで得られる見解はないと思っているので。相談とかする意味ありませんよね。」
『相談したところで得られる見解はない?見下されたもんですね!』
「医療系に行けと、言われるかと思いましたので。」
『当たり前ですよ!卑怯ですね!』
いつも思うが、卑怯なのはどちらなのだろうか。絶対に医療系に行けと言うつもりなのにそれでも相談しろ、なんていう方が確信犯で卑怯にしか思えない。
「そうですか?当たり前の策を講じたまでです。医療系に行けと言うと分かっててなぜ相談、と言うか修正を言い渡されるだけの一方的な指令に頼らなければいけないのかわかりませんね。」
『策?なぜ、いちいち挑戦的なのですか?』
「イラついてますので。挑戦して応えられるなら応えてもらおうと思いまして。」
私は頭にきていた。なんで半年以上も経って、いまだに就活の話をほじくりかえされなければならないのか。
まだまだ続くこれに、闘ってやろうじゃないかと、闘志に燃えていた私であった。
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