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圧倒的に少なかった成功体験
我が子が発達障害の疑いを持ち診断されてからの母の行動を書きます。
今日はこんな事を書いています。
ペアレントトレーニングの知識は大事
でもペアレントトレーニングが全てではない
子供観察が大事
発達障害の子に自分がされて嫌なことはしないという言葉は通じない
褒め方は本で学んで子供を観察
知識はあって困る物ではない
アメリカの子育ての参考はInstagramなどを参考
こんな事を書いていきます。詳細は下記に書きました。
気になる方はお読み下さい♪
発達障害の疑いを持ち行った母の行動
まず行ったのは図書館にいきました。
発達障害や育てにくい子というキーワードのつく本を二十冊ほど読み漁りました。
しかし大体同じ事が書かれていて、ケーススタディ的なこうしたら、こうしよう!というように答えが書いてある本はあまり見当たりませんでした。
しかし、そもそも発達障害という言葉自体も理解していなかった私には知識としてとても役に立ちました。
診断されてその日に医師から勧められた本
診断された日に医師におすすめの本とかない?と尋ねて出てきた本がこちら↓
![](https://assets.st-note.com/img/1738201382-PU8CO7B13XYSNn9ztZ6HgobV.jpg?width=1200)
医師からは別にセールスでも何でもないけど、この本は色んなお医者さんがおすすめして翻訳してる本だから、中々読みにくいけど一番のお勧めはこれかな。
こんな風に教えて頂きすぐにAmazonで購入して読んだ本です。
その当時は助けになった本です。
何故子供はこのような行動をするのか?の答えが載っていたり、褒め方が載っているのでとても参考になる本です。
特に説明が通じない幼児にはこの本を参考にしたおかげで、こちらのして欲しい行動の勧め方や行ってほしくない行動の制限をかけられる様になりました。
さらに一番よかったのは、親が子供をよく観察しなければ答えが出ないという事もよく理解できました。
褒め方が下手な母
母の場合でいうと褒め方が下手で上手くできなかった。
でもこの本には褒めるタイミングや何を褒めるかといった事が例を使って記されているので、本当にわかりやすかったです。
褒め方を知らない母は持ち上げるばかりで、子供自身が褒められていると実感できない事が多く喜びも感じなかったのでしょう。
親の都合の良いタイミングでしか褒めていなかったから。
そしてどちらかと言えば悪い事をした時に怒る事が多くて、親の視線は悪い事を起こした方がみてもらえると間違った認識を凸凹ちゃんにさせていた部分もあると思います。
だからこそ、圧倒的に成功体験が凸凹ちゃんは少なかったと感じます。
本のやり方を実践した結果
医師や本から褒め方を教わりつつ前より上手く褒められる様になったからか、天邪鬼であった凸凹ちゃんが時間をかけて今では素直に喜んでくれる様になりました。
必要なタイミングで褒めるという事が、家庭内で出来る成功体験の機会をどんどん増やすことになるので、とにかく診断を受けてから、褒め方を母も学びつつ、我が子がどう言われたら実感できるのかを日々考えて褒める言葉を使う様に心がけています。
子育てのやり方は人それぞれだし難しい
人から貴女の子育てや褒め方は間違ってると言われると、落ち込んだり、ムッとして素直に受け止められなかったりしますが、相手が本なら試してみようとすぐに考えられませんか?
私は完全そのタイプです。
親も違えば子供も特性が違うから、他人に一辺倒に合否をされても数学ではないのでそれが当てはまるかどうかもわかりません。
しかし取り組むのに対してハードルが低くて取り入れやすい事や試し易い物で結果がすぐに見えるならばやってみようかな〜と思えると思います。
さらにその後良い効果が出れば親だって続けていこうと思えるし頑張れます。
そもそも親だって色々工夫や苦労をしてきているからこそ、疲れているし頭も硬くなっているので、私は本で導入するのが一番手っ取り早く効率が良かったです。
ペアレントトレーニング
ペアレントトレーニングですが、これはアメリカの人が考えた方法です。
そこで注意点⚠️
これは日本人が考えたものではないという事です。
ペアレントトレーニングが全てではない。
ペアレントトレーニングはアメリカの人が考えたものとお伝えしましたが、何が言いたいかというと、アメリカの子育てと日本の子育ては違うという事。
アメリカと日本の子育ての違い
日本の子育ては基本的に〇〇はダメというしつけの仕方。
もっと言えば自分がされて嫌な事は相手にしないとよく言いませんか?
アメリカはというと、何故それを行ったの?何故貴女はそう思ったの?でも相手はそれが嫌なので辞めようねというしつけ方法。
この大きな違いは日本は自分の身に置き換えて考えなさいというけどアメリカでは相手が嫌といってるからダメ。
この違いが伝わるでしょうか?
自分に置き換えるというのは、つまり察しろという事。
アメリカは嫌な反応されたからやめろ、つまり反応を見てダメなら察しろ。
どちらも察しろという事ですが、日本の場合は行動する前に相手の嫌ことを想像しなければなりませんが、アメリカの場合は反応を見てからどう行うのか考えるという違いがあります。
発達障害は気持ちを想像したり空気を読んだり置き換えるというのがそもそも苦手。
だからいくら自分が嫌な事は〜といっても凸凹ちゃんには通じない事が最近わかってきました。
貴女は嫌じゃないの?と聞くと置き換えができない時と、単純に本人がそこまで気にならないという時の半々で母としては驚きました。
そうか、この子にとって良い事・気にならない事・悪い事・嫌な事と世間一般的な嫌な事はそれぞれ違うよなと診断を受けて2年半程経過してようやく理解しました。
日本とアメリカの子育てをミックスしてみた
日本の子育てをしてきたけどうちの子って合わないかも?!と感じたのは本当に最近。
そもそもアメリカの子育ての様に、何故そのようにしてどう思ったのか、どう感じたのか?という話を聞くスタンスに変えてみたらどうなるのだろうか?と思った母。
そしてスタイル変更をしてみたらとてもすんなりスムーズにお互い話が通じる様に。
もちろん凸凹ちゃんが薬を服用しているため、話を聞けるようになったり成長もありますが、それを踏まえてもこれはだめ、あれはダメ、という言い方を繰り返すより効果的だったのです。
そして話をペアレントトレーニングに戻します。
ペアレントトレーニングはアメリカ式の子育てで気持ちを聞いたり話をしても、全く理解できなかったり融通が効かない子供に対して取られた対処法です。
だから、えっ?と思う部分も本の中には書かれています。
しかし、アメリカ式の話し合いでまとまらない子供に対しては有効だと感じますが、日本式の子育てしか行っていなくて、アメリカ式の子育てを取り入れずにこのペアレントトレーニングの全てを行うと、少し噛み合わない部分が出てくると今更思いました。
本を参考にアレンジ
ペアレントトレーニングの褒め方などはしっかり真似して、注意の行い方に関しては一度アメリカの子育てのやり方を取り入れてみるのも大切だなと感じました。
私の最近の子育ては↓
何故それを行ったか?
そしてどう思ったか?
次からはどうするのか?
これを聞く様にしつつ、話し合う様にしています。
そして母が嫌だなと思う行動を凸凹ちゃんがした時は、ママはそれが嫌なの。だから辞めてとはっきり伝えます。
以前は、自分がそれをして嬉しいのかを尋ねていましたが、凸凹ちゃんは考えながら困った顔をしていました。
つまり自分がされて嫌な事は相手にしないは、凸凹ちゃんには通じません(°▽°)
これを気づかぬままあまり効果がない事をずっと続けていましたが、最近やり方を変えた事で母の気持ちが伝わったなと思う手応えが増えました。
でもやはり全てそれで解決出来るわけではないので、ペアレントトレーニングの一部を活用しながら子育てをしています。
ペアレントトレーニングで一番有効だった時期
診断当初は5歳だった事と薬も服用していなかったので、話が通じないどころか母の言っている言葉の意味も殆ど理解していなかったと思います。
ペアレントトレーニングが得に有効な時期は意思疎通を言葉を使って話し合う事が難しい年齢の子に対してとても効果が高いと感じます。
しかしその反面、年齢が上がり成長して会話ができる様になったりおしゃべりが上手で文句や言い訳ばかりの我が子の様な凸凹ちゃんにはアレンジが必要になると思います。
年齢が高くなり、何故その行動を取ったのかと聞くととんでもない言葉が出てきて予想外な考え方をしている事がわかりました。
母は日々驚かされる事ばかり。そんな風に感じるのかと笑ってしまう事やそんな悪い風に捉えてしまうのかなどです。
話ができるようになってから考えを尋ねてみるようになると、母とは違った物の見方をしていたり、母の狭い価値観を大幅に修正しつつ、とても面白い世界を見せてくれる凸凹ちゃん。
診断前は子育てに行き詰まり地獄の様な日々でしたが、もちろん今も苦労は多いですが、違う視野を持つ凸凹ちゃんとの生活はとても楽しい毎日に変化してきています。
まとめ
色んな子育てがあるかと思いますが、ペアレントトレーニングが全てではなくて、背景も違う国の子育て方法なので、まずはその背景と似た環境を作って挑戦してみると、また違った景色が見えてくるなと感じました。
よく活用するのはInstagram。こちらも全て鵜呑みにするのではなく参考にしたり使える物は凸凹ちゃんに見せたり、自分のモチベーションアップに使ったりと様々。
あと私は運が良いことにアメリカで子育てをしてきた方が近くにいる事も大きく、話を聞く事ができ助言をもらったり子育ての違いを聞いたりする事もできました。
何かの本に書いてありましたが、知識は誰にも奪うことのできない財産であると読んだ事があります。
食べ物と違って腐るわけでも余って困る事でもないので、これからも良い本や情報があればどんどん見聞きしていこうと思います。
おしまい😊
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