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矛盾

あまり焦らず、体を治すことに専念して下さい。
今日、届いた妻からのメッセージだっ…
開いた口が塞がらないとはこの事だっ。

この事態の悪化を招いたのはいったい何処の誰か?

君はいったい何様なのだ?

生きる希望を失う最大の原因は、愛情の喪失感だ。

心体を治すことに専念出来るように環境を整える事に協力する義務が妻にはあるはずだ。
離婚はまだしていない。
君には扶助や協力の義務がある。

わからない。

この人はなんなんだ。

これがうつ病というヤツなのだろうか…
言葉では表現出来ない。
何とも言い知れぬ不安感に襲われる。

環境の劇的な変化
自分の家族を失ったという喪失感
退院してしまえば一人であるという孤独感
社会と隔絶してしまうのではないかという心配
色々な不安が混ざりあったこの感覚

不安で身体が収縮する感覚に襲われた。
たまらない感覚だっ。

昨日、家族面談をしてわかったこともある。
両親はやはり、うつ病というものに対して理解を深めようとはしてくれないだろうと。
私は言葉で表現しても今の精神的な状態は伝わらないと考え文字にした。
しかし、それも一瞥すると机に放り投げ母はわかっていると言った。
何がわかっているのか?
その後、また金の話しになった。

金の話は確かにしなければならない。
だが同時並行して私自身の今後の心体の回復の為に何をすべきか?
またどのような支援を受けられ、受けるべきかを一緒に考えて貰わなければならない。
風邪のように薬を飲んで寝ていたら治るという病ではない。

退院後、実家に身を寄せるだけしか決まっていない。
私の病に対する回復の為のアウトライン的な何かは一切ない。
いま入院している大学病院を退院すれば街のクリニックに転院させられる。
クリニックは2週間に1回行って薬を貰い少し話をするだけになるだろう。

今後、精神状態が不安定な中で沢山の事を突き付けられるだろう。
この様な中でお前の意思はどうなのかとどんどん迫られても容易に回答など出来ない。
しかしながら、意思決定をしろと言われるだろう。

正直、何かしらの逃げ道を作って置かなければ耐えられない。

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