アトリエ系から拒否
長らく放置してましたが、久しぶりの復活です。
コロナで緊急事態宣言となり、5月末に解除されてようやく自由に動けるようになった。
また感染者が増えてきたけど。
久しぶりの復活投稿は以前、設計事務所であった事を書きます。
元々在学中からイラストを描くのが好きで、ポートフォリオにも設計よりアート関連に近いものばかりを載せていました。
大学院2年の時に就職活動でポートフォリオをアトリエの所長に見せると苦い顔をされる。
その時に載せていた作品が下のものです。
このポートフォリオを見るなり、「現実を想定したものはないの?」的な事を言われる。
この頃はアートと建築の融合を目指していた。
その後、大学院を卒業する1ヶ月前にオープンデスクで参加したアトリエでポートフォリオを所長に見せた。
ポートフォリオを最後まで読み終えると一言。
「個性が強くてウチではな。でも、これだけ描けるのは才能なんだから、これ、もう自分の作品として行った方がいいよ」
と。その時は拒否された気持ちだったが、後に芸術家として独立して少し経った頃に、所長に会った時に言っていた。
「今の若い子は自分が何者かを探してるのに姉咲くんは既に持ってると感じたから」と。
今ではアトリエ系に行かずに、大学院卒業に自分のスタジオを立ち上げたのは正解だった。
時折会う建築の人からは「アトリエ系には行こうと思わないんですか?」と聞かれる。
そもそも個性の強い自分がアトリエ系なんか行った所で雇ってくれんよ。
というか、人の作品なんか作りたくない。
人の作品なんか作るなら、自分の作品を1日でも早く作っていく。
作りたいものを作り、その作品で稼ぐ。
こんな生き方が自分には合っている。
アトリエ系で何年も下積み経験で時間を浪費するなら、自分の時間として有意義に使う。
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