最近の記事

統合失調症とクロザリル

今年30歳になる息子は、中2の頃からその兆しが出始め、20歳の頃に本格的に統合失調症との診断がくだり、入退院を繰り返してきました。 いま、その記録をここに記そうと思います。 なぜ書き記そうかと思った理由は、光の見えないトンネルを歩いている間、毎晩のように「統合失調症」についてネットで検索して光を探していました。 でも見つける記事やブログは光を見いだせるものは少なく、当事者も、家族も地獄のような日々に疲れ果てている内容ばかりでした。 統合失調症との闘いは本当につらく、本人も

    • クリスマスに、宮崎を想う

      【土曜雑感】この時期になるといつも思い出す。息子が小学生の頃の大晦日。年越しの食材を買うお金がなくて、しょうがなくカードでお金借りようと思ったら暗証番号を間違えたのかATMにカードが吸い取られてしまった。 イオンで息子と2人ポツンと佇んで。幸せそうに行き交う家族連れ達を眺めた。あのシーンはずっと心に残ってる。 あの時、どうやって正月を迎えたのかはもう覚えていないのだが、2度とあの思いはしたくないという思いで奮闘して今に至っている。今も余裕があるとは言えないが少しだけ美味しい

      • 母校宮商を想う

        母校である宮商が夏の甲子園を辞退した。 まさかこんなことが起きるとは誰も予想していなかっただろうし頑張ってきた選手の皆さんを想うと胸が痛みます。 今は何も考えられないだろうし、どんな言葉も慰めにもならないと思いますが、人生振り返って感じるのは、辛い経験をした人ほど輝ける人生を送っていること。こんだけのキツイ試練を受け、これからその悔しさを乗り越えていくのだから。その先に幸せが待っていないわけがない。 日本中のみんながこの悔しさは共有してくれています。私もこの先、できる応

        • 大好きな家元へ

          お姉ちゃんのような存在でいつも一緒にいてくれた家元。誰よりも努力し誰よりも走り回り、皆に気遣いを忘れない。  そんな超人の村上 由哲家元がいま、病と闘っています。宮崎の芸術文化振興のため、子ども達の笑顔のために走り続けてきた家元に与えられた試練は甘くはないかもしれません。けれど家元は、凛と背筋を伸ばし、病を乗り越える決心をされました。今まで伏せていましたが、ブログに決意を記されましたので共有させてもらいます。 今まで私達に沢山の感動をいただいたお返しは、家元の決意を応援す