マイクラ知識0の教師が授業でマインクラフトカップに出場した話
「え、クリックしたら家の壁が壊れたんだけど。」
これが記念すべきマインクラフトとの出会いでした。
以前の勤務校で担任した生徒の将来の夢がプログラマーだったこともあり、プログラミング教育の勉強をしている時期がありました。
その当時、マイクロソフト社が主催していたマインクラフトカンファレンス(マラカン)に参加しました。
それがプログラミング教育に活用できる教育版マインクラフトの存在を知るきっかけでした。
小中高生の間で、マインクラフトが流行っていることは知っていました。
しかし、自分自身がマインクラフトのゲームをやったことがなかったので、マラカンで初めてマインクラフトに触れました。
ゲームが得意でない私には操作が難しく、ワールド内の家をクリックしたところ家の壁が崩壊し、Control+Zで密かに直そうと試みた記憶があります。
「とりあえず生徒に紹介すれば、使ってくれるかな?」と思い、勤務校に戻りアカウントをあげました。
「え!マイクラを授業でやって良いんですか?!」
あの目の輝きは忘れられません。
そこからは、私がマイクラの勉強を怠る一方で、生徒が自発的にワールドを作成していきました。
教育版マインクラフトならではのMakeCodeというワールド内でのブロックの組み方などをプログラミングできるソフトを活用し、効率的に作業しているようでした。
そして、マインクラフトカップなるものを紹介していただき、出場することに!
作業の様子はこちらから↓
2年連続でマインクラフトカップに出場することができましたが、今でも私自身はマイクラ初心者です。
さすがに家の壁を崩壊することはありませんが、クリーパーを倒せなかったり、石のツルハシでダイアモンドを採掘しようとするほどの実力です。
教師目線で考える、マインクラフトの良いところは、『子どもが自分で試行錯誤しながら学ぶことができること』だと思います。
プログラマーを目指す生徒に出会うことがなければ、マインクラフトライフをスタートできなかったので、その生徒に感謝しながらこの記事を終えます。