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教科書本文に熱中する方法/Kahoot!の活用法

読んでいただきありがとうございます。

今回は英語の教科書の内容理解について1つのアプリをご紹介します。

授業の中では、教科書の本文を音読したり、暗唱したり、内容を自分の言葉で言い換えたりと様々な活動をします。

その中で、私自身が困っていたのが、「内容理解」です。前に挙げた活動は、内容を理解したことが前提の活動です。

内容もわからないのに音読したり、暗唱することは、実際のアウトプットにつながりません。

内容理解は、教科書の本文を扱う際の大きなポイントです。

しかし、内容理解のための活動は「先生が理解させる」ことに主眼を置くと、単調になりがちです。

内容を「生徒が理解したい」と思える活動が望ましいです。

そこで、活用しているのが、Kahoot!というアプリです。

これは簡単に言うと、オリジナルの「4択問題」を作成できるアプリです。私もそうでしたが(今もそうですが)、クイズやゲームなどにとても興味をもっています。

「このページの本文の内容について、自分が重要だと思う箇所を決めて、4択問題を作ります。」

「できた問題は実際に出題してもらいます。」

という問いを与え、活動させました。

そうすると生徒は教科書を何度も何度も読み直すようになりました。知的に面白い問いを出すには、教科書の内容を十分に理解しなければいけません。

教科書の登場人物の背景知識を復習するために、既習のパートやレッスンを振り返る姿も見られました。

実際に作成した問題は、PINコードで共有できます。

このPINコードはアカウントを持っていなくても入力することができます。そのため、アプリケーションがあれば誰でも活用可能です。

4択問題に正解すると、以下のように表示されます。

不正解だと、以下のように表示されます。

ランキングを出すことも可能です。

内容理解は、教師主導になりがちです。

しかし、このアプリケーションを活用することにより、主体的な読解・内容理解がしやすくなりました。

生徒の振り返りで「難しい問題を出そうと思って、教科書の内容をよく読んで知ろうと思った。」というものがありました。

アプリケーションは無料でダウンロードできるので、活用してみてはいかがでしょうか。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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渡部 諒
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