背筋ぴーんな言葉

お盆過ぎても一向に猛暑が消え失せる気配もないが、日の入りが明らかに早まった　それと二軒先のお庭の柿の木に、まだまだ青いが柿の実がたわわにぶら下がっているのには驚嘆した

どこをどう見ても夏で実感は湧かないけれど、その合間を縫うように着実に秋が染み込んできている

気温と日差しとにやられ自分の外見などまるで気にしなかった夏　気にしたところで全然キープできないし　倒れず立ってるだけで褒めてあげたいレベルだ

ふと見た大きなガラスに映る自分のシルエットは、猫背を通り越しぐにゃぐにゃだった　どんな生き物だよとぎょっとした

ところで最近、そんなわたくしの背筋をぴーんと伸ばす言葉に出会った　

姿勢よく！って言われても今は無理　そんなわたくしも瞬時にぴーんだ

これは誰にでも効くんじゃないかという言葉だ　ぜひこのタイミングで伝授したい

「好きな人が後ろから見てるよ」

単純だけど、後ろから見られてると思うだけでも背筋ぴーんだ　

実在する好きな人じゃなくても推しでもなんでもよい　歴史上の人物でも故人でも過去の恋人でも誰でもいい　

鏡に映る自分が地球外生物に見えたときぜひとも唱えてほしい

「好きな人が見てるよ」

人間思い出します　ぜひ　ナターシャ