視線の先をたどる
雨が上がった 夕暮れのウォーキングでも傘をささず手を大きく振って歩いた
散り際の紫陽花に目を向けると、最盛期とはまた違う趣きで赤い斑入りの花をつけていた 控えめで涼しげでなんとも言えない楚々とした美しさがあった
大雨に降られ続け身近なことおざなりになっていたな 慢性疲労の中にこの小さな発見の喜びよ
ところで今日馴染みの業者さんと話していたら、なんか視線が合わなかった そういうのって案外気づくもんだ
彼の目線は不自然に私の下半分に注がれていた もしやわたしチャック全開系なんじゃないかそれしかないと自分を疑い始めた
言ってくれりゃいいのにとも思いつつ、その場でチャックをチェックするのもわざとらしいかなと気付いてない装いで堂々と振舞い続けたが、実際はもう気になって気になってその後すべての会話が上の空となってしまった
ではではと彼が立ち去ったのちすかさずチャックを覗いてみるときちんとしまっていた が、同時にどひゃっと驚いた ズボンのウエストがかなりさがり腹がぽよんと出ていたのだ
痩せてウエストゆるくなったのか、ズボンが伸びたのかは分からない それより腹が外気に触れていたのにそれに気付かない自分には驚くばかりだ
そりゃ相手にしてみてら言いづらい ズボン下がってますよって チャック開いてますよよりハードル高めだろ
はぁ 恥ずかしや
もう腹巻巻いて寝ます ナターシャ
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くすっとふふっとなれるような日記を、西から東、東から西へと毎日(ほぼ)やりとりしています
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かるえ&なたーしゃ