荷を解く

枕元に備え付けたように置いてあったバックパック　避難用とか災害用ではなくて、この状況がもうどうにもこうにも手に負えなくなったら飛び出す用、気持ちを鎮めるために常備していたものだった

それが昨日、ふともういいかなと吹っ切れた　

中身を出してみると、2020年の真っ新な手帳が出てきた　なんか泣けた　ユーロとパスポートも出てきた　海外に逃亡するつもりだったのか　ちょっと可笑しかった

荷を解いてみると、知らぬ間に塞がっていた自分にも風穴が開いたようだった

荷は解いたけど、同時に本当は荷造りもせねばとワクワクしている　ようやくカルエちゃんに会いに行けるのだ　

実に3年ぶり　どういう感じになるかしらとここで綴ると、無駄にハードル上げるからよしておこう　

普通な感じで会えたらそれでよし　

そしてクリスマスの飾りを出してみた　こちらも3年ぶりだった　ナターシャ