人工股関節置換手術のあとさき18 術後の身体の変化

手術から11日目。

現在の時点での術後の身体の変化を記録として書き留めておく。

① 脚の長さが揃った
ここ10年で股関節の変形が進み、椅子に座って両膝を揃えると、ハッキリと2〜3cmほど右が短かった。
杖を使っていたが、それでもこの長さの違う脚で歩くのは大変で、歩くと身体が大きく左右に揺れる。
どこかでバランスを取ろうとしているので腰痛も慢性的にあった。
レントゲンで見ると、脚の長さ自体はそれほど違わないが、骨盤がかなり捩れているとのこと。

それが術後なくなった。
骨盤の歪みもある程度まで治っていた。(あとはリハビリでなおしていく)

初めてのリハビリで、ベッドから降りて靴を履く時、なぜか目で見るところに靴がなくて右足が空振りする。また、右の靴の下だけ床が盛り上がっているような錯覚も覚えた。わたしの身体が短い脚の感覚に慣れていたからだろう。
それも数日でなくなり、リハビリ歩行の時に、身体が左右に揺れずに歩けることに感動した!
これはわたしの念願でもあったから、ひとつ願いが叶った。

② 仰向けで寝れるようになった
ここ数年、夜寝る時の体勢は横向きかうつ伏せが多かった。
仰向けに寝ていても3分ともたない。それで絶えず横向きに、うつ伏せにと寝返りを打っていた。

術後3日くらいは、身動きが取れず、強制的に仰向けにされていたので、早く横向きで寝たいと思っていた。

リハビリが進むにつれて、気がつけば仰向けで寝ていても大丈夫になった。骨盤の捩れがある程度とれたからだろうか、背中がピッタリとマットについているし、楽である。
仰向けで寝れるのは嬉しい。

③ 足先が外側を向く。
物心ついた頃からずっと内股だった。
足先が内側を向いている方が安定する。必然的にO脚になる。

バレリーナのようにつま先を外側に開いて安定よく立てる人が羨ましかった。
リハビリのとき、バーにつかまってスクワットをしながらつま先を見て、自分の足先がこんなにも自然に外側を向いていることに感動した!

これはなぜかな?
人工股関節にしたからかな?
よくわからないが嬉しいことのひとつである。
まだ両腿はきちんとつっつかないが、これから筋力をつけていい姿勢を目指そう。

以上、現在の身体の変化を書いておく。

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