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#25 大人の素直に謝ることの難しさー子どもから教わったことー

最近私のマイブームで園児に「仲が悪くなったお友達とどうしたら仲良く元に戻れるかな?」と尋ねている。

もちろん、仕事をサボっている訳ではない。園児は順次登園し、全員が揃うまでに2時間ほどあるためその空き時間に尋ねている。

尋ねている理由は友人と疎遠になり、5ヶ月ほどLINEも直接会うこともしていない友人がいる。高校からの友人で部活帰りも毎日一緒であったし、初めての海外旅行も2人で行った。

特に疎遠になる理由はなく、価値観の違いや休日の合わなさで気まずくなり会わなくなった。

会いたいなと思ってLINEを試みるが既読がついて数日後に一言返ってくるだけで会話が続かない。

私が悪くないのに、こちらが折れないといけない理由がわからないと思い、結論ほっておくのが最善と答えを出してしまい動けなくなる。

そんなことがありわたしは悩んでいて、私はこの質問を子どもたちに投げかけていた。

子どもたちの答えは「仲が悪くなったこと仲直りするには?」と言う質問に

「ごめんね」を言うと答えた。

答えはとってもシンプルだがすごく大切であると思った。

謝るという行為はシンプルだが、大人になれば責任や立場、意地やらで身動きが取れなくなり自分の非を認めて素直に謝る行為が簡単に出来なくなってしまう。

私が友人に求めすぎていたのかもしれない、完全に自分には非がないと決めつけていたが、私側にも原因があるかもしれないと思った。

三谷幸喜監督の「記憶にございません」という映画で、まさにダメ総理が記憶にないと言って責任逃れをしている場面がありいい例だろう。

私にも自分に非があることを分かっていても、言い訳をして自分が悪いことを素直に認めたくない時がある。

素直に認めて謝る、幼稚園児でもできるが歳を重ねると難しくなっている。

当たり前なことを幼稚園児に気付かされた。





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