アスパラのはなし
わたしは日課でお散歩をします。
お散歩をしている時に、出会った猫と犬の数を数えることと、植物や虫の観察をするのが好きです。
先日の夜、お散歩していた時に、アスパラの葉っぱにルリシジミが止まって眠っているのを見つけました。
わたしは花屋の人なので、夏になると時々出回るアスパラの葉っぱもよく知っています。時々道端に生えていて、わしゃ〜っとしていて涼しげな雰囲気です。
ところで、このアスパラの葉っぱと、いつも食べているアスパラ、様子がだいぶ違うのだけど、いったいわたしたちはどこの部分を食べているのだろう?と思いアスパラの事を調べたら、ちょっとおもしろいことを知りました。
食べているアスパラは、まだ若くて柔らかい、生えたての頃に収穫される茎の部分だそうで、どうもたけのこみたいなことだそうです。
わたしたちはアスパラの茎を食べていました!あすぱらのこ!
それから、もっと調べているともっとおもしろい事を知りました。
あの、わたしが(みんなも?)葉っぱだと思っている部分、これもアスパラの茎が分岐したものだそうです。
!、アスパラの茎!
こんなにわしゃ〜っと葉っぱみたいなふりして茎!どこまでも茎!茎だけど光合成もするから「擬葉」と呼ばれるそうです。
おもしろい!!!
あれ、じゃあ葉っぱはどこに行ったのだろうと思ったら、食べてるアスパラの横っちょに付いている三角の部分と先端の三角の部分が葉っぱだそうです。
アスパラの葉っぱ、とっても控えめ!かわいい!
しかもこの葉っぱ、「葉緑体」がないので光合成をしないらしい。
わ〜!アスパラおもしろい!!
それからアスパラを食べるときにはいつも、ちょっぴり楽しい気持ちになります。
最近は、お散歩の時に植物図鑑を持って出掛けています。
花屋を7年していたので、ちょっぴりお花に詳しくなったけれど、お散歩の時に見る花は花屋で見れないものも多く、とても楽しいです。