自分がパニック障害だと気づくまで

2019年11月末、パニック障害になりました。

自分に起きている不調の正体がパニック障害だと気づくまでに、胃腸科を3度受診→胃腸科にて人生初の胃カメラ検診を行いました。

胃カメラ検査を終えて2週間後、病理検査(ピロリ菌検査)の結果が出ました。

が、腸内にピロリ菌はほぼおらず、胃腸は全く持って綺麗な状態だったのです。

私の胃腸綺麗じゃん・・!別の意味での安心感はあったものの、この3週間程続いている吐き気の原因は胃腸炎ではなかったことが判明し、不調の原因の解明がまた降り出しに戻ってしまいました。


不調の原因は胃腸炎ではなかった

全く改善されない不調の中、胃腸科で処方してもらった漢方と胃薬を飲み続けながら気を紛らわし、Googleで再度自分の不調の症状に該当する病名を延々と検索。


と、その時「パニック障害」という文字が画面上に現れました。


パニック障害?なんかこの症状、全て私に当てはまってるんだけど!

その時はパニック障害という病気がどういう病気なのか全く知らなかったので、インターネットで調べに調べ尽くし、受診すべき病院を調べたところ、9割が「心療内科」や「精神科」でした。

心療内科なんて生まれて一度も行ったことないけど。。どうしよう。。


自分を助けるのは誰でもない自分しかいない

その時、24時間毎日毎日吐き気が治らず、食事も経口補水液とスープ、ほんの少しのお菓子しか食べることができず、すでに3週間で体重が3キロも落ちてしまっていました。

胃腸科の先生にも相談して、これ以上吐き気が続くようなら点滴での栄養摂取も考えるが、本来的に人間は口から胃腸を通して栄養を吸収する生き物なので、自然的にはあまりおすすめはしない。もう少しだけ様子を見ましょうと言われていました。

何よりも、インターネット上でいろんなページに記載されていた「喉にピンポン球が詰まったような状態」が本当に毎日毎日毎日ずっーーと続いており、食べることができず体力が劇的に落ちてしまい、筋肉はおろか脂肪すらなくなっていて立ったり座ったりするのに動くのもかなりしんどくなっている状態でした。

人はこんなに長時間の間苦しみの状態が続きすぎると、考える気力さえも本当にどんどんなくなって行ってしまうのだとその時に初めて知りました。

このままの状態が続けば本当に死んでしまうかもしれない。

初めて自分の命の危険を感じました。

他の誰でもない私自身がこの身体を治してあげなきゃ誰が治してくれるっていうんだろう。

何とか残っている僅かな気力を振り絞ってPCの画面に向き合い、自分的に良さそうな病院を調べまくりました。


鍼治療でパニック障害は治る?

その時に目に飛び込んできたのが、とある鍼灸院でした。

院長先生ご自身が元々パニック障害を患っていた経験があり、HPにはパニック障害で通われている患者さんのインタビュー等も載っていました。

直感でピンときた私は、すぐに電話。

電話口に出たのはとっても優しい女性の先生で、少し心が落ち着きました。

直近で一番早く空いている日に予約をとり電話を切りました。

実は鍼灸院自体も美容鍼の治療で1度だけ行ったことがあるのみで、ほぼ行ったことがないに近い状況でした。が、何よりも個人的に心療内科よりもハードルが低く、これでダメだったら心療内科に行こうと心に決めました。


この時点で、自分は8割型パニック障害なのだとほぼ確信していました。

まだ確定したわけではありませんでしたが、何だか自分の病名の輪郭が見えてきただけで、精神的にどっと安心感が出てきていました。

でも、なんで急に??あんなに元気だったのに。。


ここから、病気の判明と共にこの病気になった原因について私は多方面から深い学びを得ることになるのです。

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