トロントで働いた創作和食レストランの豪華賄い🇨🇦
みなさん、こんにちは。
あねご👒です。
カナダワーキングホリデー中に拠点をバンフからトロントへ移し、仕事探しに大苦戦しながらもやっと見つかった仕事。
賄いが豪華で日本食の味のレベルが高すぎて感動したのでご紹介します。
カナディアンの方が経営する創作和食料理のお店
ワーキングホリデー中はオーストラリアでもカナダでも日本食のお店をたくさん利用しました。
トロントで働くことになった創作和食料理のお店は今まで見た日本食のお店とは違った雰囲気でした。
外見は、お洒落なイタリアン、フレンチのレストランと思わせるような建物。
日本食といえば、日本人の方が経営されていると勝手にイメージしてしまっていたので、面接でお店に行った時はイメージと違いびっくりしました。
オーナーは、カナディアンの方で英語が早くて会話のキャッチボールができるか不安でしたが、日本食を作っているだけに日本が大好きでたまに日本語を交えながら話してくれました。
店内は外見とは違い、ここは日本?というくらいの伝統的な漆器や置物、食材どれ一つとっても日本から輸入したもので新鮮なものを使っていました。
お店で働くメンバーは、カナディアンの方が8割。残り私を含む日本人が働いていました。
お店は予約制で毎日予約で埋まるほど人気のお店でした。
私はキッチン補助のポジションだったため、メニュー表についてはほとんど目にすることがなかったのですが、なかなかいいお値段のコース料理を提供しているお店でした。
キッチン補助の仕事
シェフの方と一緒に仕込みを手伝ったり、食材のカットやディッシュウォッシュや洗濯など多岐に渡りあらゆる経験をさせてもらいました。
日本でも経験したことのない仕込みの工程は職人のプロ意識が伝わるほどのもので、例えば醤油は、普段すでに出来上がっているものを使用することが多いですが、鰹節やだしから作り、一つ一つの作業を重ねて醤油が出来上がることを恥ずかしながらトロントのこのお店で教わり体験しました。
お店のキッチンにたつことで、自分が知らなかった日本食の面白さを発見できました。
この仕事で1番印象に残ったことは、仕込みや提供する料理の一部に自分が携われたことです。味つけや盛付け、食材の洗い方もその一部で完成形を見た時は感動しました。
大変だったことは、毎日のゴミ出しです。
なんせ重い!人生であんなに重いものを一生懸命1人で運んだことはないくらい全身と全力でゴミ出しをしました。
ゴミは、食材の生ゴミ(魚を捌いたものが一番重いし臭いもきつい)や段ボールやビン、その他、全てまとめて尚且つ道沿いにあるゴミ箱に分別して出します。
海外にいたら重いものは誰かが助けてくれて持ってくれるんじゃないかと甘い考えを抱いていましたが、このお店にいる時は通用しませんでした。
開店前で忙しい時間にする作業だったため、シェフの方も手伝ってくれません。(現実は厳しい!)
筋トレだと思って乗り越えました。
なんて前向きな考え方になったんだろうと自分を褒めたいくらいでした。
大変なこともありましたが、とても良い方達に出会い、素敵な環境で働くことができて幸せでした。
豪華な賄い
お店では一息つける15:30~16:00頃目安に賄いが出ます。
賄いはシェフの方が交代制でその日使える食材でオリジナルの賄いを作ってくれます。
賄いメニューは自由ですが、シェフのみなさんも日本食が好きなので日本食を作ってくれました。
そして、味は賄いだけでもお店できるんじゃないかというくらいのクオリティでとても美味しくて、毎日賄いが楽しみになっていました。
そんな賄いの一部をご紹介します。
①豚汁と白菜合え、ご飯。
②親子丼とほうれん草の味噌和え
③サツマイモサラダ
④お蕎麦
⑤けんちんうどん
コース料理
オーナーが私の最終出勤日にお客さんとして呼んでいただき、コース料理を作ってくれました。
一番いい席でシェフのみなさんが料理をしているところも間近で見れて最後にふさわしい日となりました。
食べたメニューをご紹介します。
(メニュー名は思い出せず写真のみ)
ボリューミーで大満足で最高の最終日になりました。
デザートはティラミスですが、この量にはびっくりしました。
特別に作ってくれたみたいです。
季節毎にメニューは変動しますが、当時は12月頃だったのでお雑煮も作ってもらいました。
まさかトロントでこんなに美味しい日本食を食べれるとは思ってもみませんでした。
日本人が食べても満足できるお店なので、ぜひ機会があれば行ってみてください。
stand.fmでもトロントの仕事について収録しています🎙
興味がある方は覗いてみてください✨