時給23ドルの有名ファームで働く
みなさん、こんにちは。
あねご👒です。
今回は、オーストラリアの有名ファームで働くまでの道のりを綴っていこうと思います。
オーストラリアの有名ファーム
今までもファームジョブについてお伝えしましたが、せっかくなので現地の有名なファームで働いてみたいと思っていました。
有名なファームは、お給料も高いですし、
時給制も多いので、とても競争率が高いです。
州によって、ファームの種類も様々ですが、
私が狙っていたのは、ラグビーファームというファームです。
なぜ、ここを狙っていたかというと、
ファーマー同士の間では、とても有名で、とにかくお給料が高いのと、
多くの野菜を収穫しており、商品として出荷できない野菜をファーマーが無料でいただけるという特典もあり、食料費が浮くという素敵なシステム!!
ファームを幾つか転々とした中でも、
ラグビーファームに応募したという方と何人も出会いました。
ある日本人のファーマーと出会い、
その方がラグビーファームへの応募の仕方と応募宛先を教えてくれました。
当時はHPでタイムリーに募集が上がってこなかったので、口コミや情報を元に探したり応募するのが一番の近道でした。
(現在はHPからも応募できるようです)
応募してから連絡が来ないのがほとんどらしく、
連絡がきたら、くじの当たりを引いたのと同じだそうです。
応募から採用までの流れ
①応募
②返信がくる(面接の案内)
③面接
④合否(合格の場合→就業開始日の連絡がくる)
私は早速、①応募からはじめてみた。
情報を教えてくれたファーマーが言っていたように、そう簡単に返信はこないようです。
1日に最低3回は応募メールしていると言っていました。
そんなにしないと気づいてもらえないほど、
毎日応募者が殺到しているんだなと思いました。
というわけで、
私も、毎日3回応募メールを送り続ける日々がスタートしました。
約半年近く送り続けました。
自分のメールに気づいてもらうため、
人よりも多くメールを送ろうと、しつこい女のように送り続けました😅
いつの間にか、この行動も日課となっており、
返信はこないのが当たり前だと認識していたので、
ゲーム感覚で遊んでいました。
そんな、ある日、
ついに、返信が来たんです!!!📩✨奇跡やと思いました!
②返信まで、進みました。
そして、面接の案内が記載されてました。
ゴールドコースト滞在中に、連絡が来たので、
面接日が驚きの3日後だったので、
もう考えるまもなく、この機会を逃したらチャンスはないとおもい、動きました。
次の日、面接する場所の近くの街へ移動。
その場所は、スタンソープという街。
ファーマーの街とも呼ばれ、国立公園もあり、自然に囲まれ、ワイナリーも数多くあります。
ワイナリーではたくさん試飲できます🍷
(有料ワインもありますが、ほとんど無料なので飲み放題です)
国立公園も車で街から30分で行くことができます。
(写真はギラウィーン国立公園です)
どんな街かも知らずにきたが、とても綺麗で素敵な街でした。
ゴールドコーストからバスや電車移動混ぜると
3時間半ほどかかりましたが、無事に到着。
とりあえず来てしまったので、
面接で受かったら、家探しも必要になります。
また状況に応じ、どう行動するかが試されます。
そして、待ちに待った、③面接。
面接会場は、ラグビーファームのオフィス。
中へ入ると、すでに数名の方がいて、
みんな同じ応募者でした。
国籍も様々で、話しかけて聞いてみたところ、
応募し続けて、やっと連絡が来たという方がほとんどでした。
時間になると、スタッフの方が部屋に案内してくださり、小さい会議室に連れて行かれました。
全部で10人くらいの応募者とスタッフさん一人で丸テーブルに囲い合うように座り、始まりました。
面接と聞いていたが、
ラグビーファームの概要説明と、
どのポジションの募集があるかと、
最後に質疑応答で終わりました。
この後、アンケートとテスト問題がリンクで送られてきて、回答し、合格であればまたメールで連絡がくるとのことでした。
連絡もいつくるかわからないので、
毎日スタンバって待つしかない状態でした。
そしたら2日後に、連絡が来ました!!📩
ついに、④合格で就業開始日の詳細とポジションの連絡が来ました。
決まったなら、早速行動です。
まずは、家探し。
もう一つは、通勤手段です。
なぜなら、ファームの場所は、少し山のほうなので、行きも帰りもタクシーなんかないですし、電車もバスもないです。
面接時は、どうしたの?って話になりますよね。
実は、行きは奇跡的にヒッチハイクして行きました。
帰りは、面接時に仲良くなった子に街まで車に乗せてもらいました。
なんとかして辿り着いたわけですが、毎日となると車が必要なんです。
なので、ここはもう交渉次第ですね。
私の案としては2つ💡
一つ目、家を決めて、ハウスオーナーにお願いして車を借りる。
二つ目、面接時出会った人に相乗りさせてもらう。
このどちらかしか方法はなかったんです。
そして、街にお仕事紹介やシェアハウスの情報も掲載しているという
ハローワークのような場所があると聞き向かいました。
ここで家を見つけ、連絡し、すぐ入居しました。
これもタイミングと運次第ですよね。
そして、問題の車について、
ハウスオーナーに相談したところ、
とても鈍られたんですが、修理中の車があると。
古いのでスピードはあまり出ないし、
窓も片方が開かないが、乗れないことはない。
それなら貸してあげると。
ガソリン等は自分たちでやりくりしてくれ。
というわけで、なんとか車をお借りできることに!!
なんだか運が良すぎて、怖くなりました。
仕事内容
・ブロッコリーのピッキング(収穫)
6本を1束とし、6本ブロッコリーをとり、手際良く輪ゴムでまとめて機械にのせる。
・ブロッコリーのパッキング
みんなが機械に乗せた束になったブロッコリーを確認し、機械の上でカゴにパッキングしていく。
※並べ方もあるので、手際よくやらないと機械の早さに追いつけなくなります。
・カッティング(いらない伸び切った葉をカットしていく作業)
※通称悪魔の作業。腰が激痛になります。
ブロッコリーとはいえ、日本のスーパーでよく見る大きさとは違い、ベイビーブロッコリーという小さいサイズになります。
ファーマーに指示をしてくれるスーパーバイザーは、ご高齢の方ですが、とてもパワフルなおじいちゃんで、厳しいので、めっちゃ注意されますし、仕事の質と量を細かくチェックされるので
仕事中に、クビにされたり、帰れ!と言われることもあります。
そんなスーパーバイザーも、お茶目なところがあり、お誕生日にみんなでサプライズパーティーをしたときは、めっちゃ喜んでいたので、可愛かったです。
↓サプライズしたときのバースデーケーキ🎂↓
スーパーで1個500 円くらいで買える。
このラグビーファームがオーストラリアでの最後のファームジョブとなりました。
この頃、すでにビザの残りが1ヶ月ほどになっていました。
時間が経つのは本当に早いですね。
有名ファームで働くのは、
運やタイミングも関わってくると思いますが、
下調べや現地で出会う方との情報共有が大事だなと学びました。
stand.fmでも配信しています🎙
興味がある方は遊びに来てください!!