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読書を遠ざけていたもの
最近、積読(つんどく)がひどすぎる。
積読タワーならまだしも、タワー建設用の土地が無くなって、それらはソファーの片隅で「積読枕」と姿を変えつつある。
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読書は結構好きな方だと思う。
おかげさまで洗濯物をたたむのと同じで、子どもの頃に親が本をたくさん読む環境を作ってくれたからだと思う。小学校低学年までは自宅に定期的に本が届いていた(最近、実は母は読書があまり好きではないことが発覚したけど笑)。
タイに住むようになってすぐに、手元に活字がなくて何だかソワソワしていた記憶がある。読むものが無さ過ぎて、確か何かのトリセツとか読んで気を紛らさせていたはず。
それくらい本が好きだったはずなのに、最近はページをめくるのが辛い。本を手に取るのすらためらってしまう。どうしたんだろう。本と自分との間が何か、薄い壁のような何かで遮られているような感覚があって気持ち悪い。
そう、私を読書から遠ざけていた原因は老眼だった。ついに来たか老眼め。うすうす気が付いてはいたけど、こうもはっきり宣告されるとさすがにガックリ来る(_| ̄|○←こんな感じ)。
それでも本は読みたいので(古本屋の半額セールでたくさん買ってきたし)10年ほど前に母がくれた100均の老眼鏡を出してきて掛けてみた。
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すると、どうでしょう!本と自分の間を遮っていた何かがサーっと取り払われて、視界がめちゃくちゃクリアになるではありませんか!まあ、老眼鏡のおかげで文字が拡大されて、めちゃくちゃ読みやすくなったというだけなんですが(笑)
もう見栄を張らずに、本を読むときは老眼鏡をかけることにしました。かけた時のケントデリカット状態が嫌だったんですが、ドラマ「きのう何食べた?」で、シロさん演じる西島秀俊が事務所のスタッフから老眼鏡を勧められてかけるシーンでも若干デリカット状態になっていたので、あの男前の西島秀俊ですらデリカットは避けられないのだから、一般人の私がデリカットを気にする必要は無いと勇気をもらいました。
ということで、本日のつぶやきを三行でまとめると
・本が読みにくくなった
・老眼鏡をかけて視界がクリアに
・ケントデリカット状態なんて気にしない!
こんな感じです。