皿と海

皿洗いが苦手だ。なぜなら、皿洗いは必然にご飯を食べた後にしないといけなくて、ご飯を食べた後はまったりして動きたくなくなるからだ。
シェアハウスの共有スペースには皿を置きっぱなしにできないので、部屋の中に皿を置く専用スペースを設けた。洗わない皿が1週間以上たまる。その都度洗って使う皿もあるから純粋に1週間分ではないけれど。
その皿たちを片付けた。量としては4人家族の1日分くらいだろう。これを毎日やってる人がいるんだなぁ。やっとの思いで取り掛かってるのに。
洗えば繰り返し使えるのは、エコだ、持続可能だ。一回一回土からこねて皿を焼かずに済んでいるのに、一回一回皿を焼くのと同じ生産性がある。だから皿洗いはすごい。
1週間も置いてたらカビが生えているのもある。でも大丈夫、洗えば元通り。
油汚れは布で拭く。スポンジに油が残って洗剤を足しても足してもベタベタが落ちないで、他の皿もベタベタになるくらいなら、先に拭いたほうが手間がない。

合コンを探し出してくれる友人のおこぼれで合コンに行くことができる。そういうのの探し方がわからない。私はついて行ってるだけですよのスタンスで、しっかり楽しんでいる。はい席替えタイムです、とかマイク持った司会の人がいて、昨日の合コンは今までで1番合コンっぽかった。人数が多くてガヤガヤして、声を張らないと通らない。
目の前に座った人が全然話さないので、私が一方的に喋った。夏になると1人で海に行って、シュノーケルして、キラキラした水の模様を見ながら、浅瀬でただ浮かんでいるのが好きだと言うと、その人も海が好きだったようで、じゃあ今度一緒に行きましょうという話になった。1人で海に浮かんで忘我でいると、いつの間にか沖に流されてしまわないか怖かったので、誰かがいるのは正直ありがたい。
ラッシュガードは海に入る時に着るものだが、自転車に乗っても違和感がない。スポーツ自転車用の装備のように見える。ラッシュガードで自転車に乗って行って、海に入って、ラッシュガードで帰る。途中暑くなったら、公衆トイレとかでペットボトルに水を汲んで、頭からかけて涼むこともできる。
コロナの後は海岸に人が全然いなくなって浜辺を独り占めできる。今年も海に行くつもり。


人間がみんな2本足で歩いているのが不思議になる。
2本のお箸でものがつまめるのも不思議。2本の棒なのに、なぜ。
不思議なことがいっぱい。わからないことだらけ。


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