生活

いいな、いいな、自分っていいな。太った太った言ってたら、太って可愛くなったと言われて、そんなわけあるかいと思っていたが、他人に撮ってもらった写真の自分を見て、顔が丸くてかわいかった。友達の子どもに似ていた。子どものようなかわいさ。セクシーではないけれどイノセントな見た目。年取って丸くなっていく。見た目がどうなるかが深刻なものではないのがいい。他に考える余地ができる。

雨が降っていたら自転車乗りはカッパを着なければならない。退社直後は小降りだった。カッパを着なくてもいいかも。カッパを着なければ買い物に行ける。カッパ着て買い物はしんどいから。なぜならカッパ脱ぐ→畳んでしまう→買い物する→荷物増えた上にカッパ着る、としなくてはならないから。カッパを着るなら買い物はしない。だがしかし、小降りは大降りになってきた。こりゃ、カッパ着てチョッキ(直帰)だ。なんてね。
カッパ着て直帰しました。さて、買い物に行ってないとなると食材はどうする。ありものでやりくりする。卵とウインナーがある。それらを炒めよう。炒める油がない。マヨネーズで代用しよう。そしてお湯を注いで作るスープと雑穀ごはんで朝ごはんみたいな夕飯の完成。野菜はないけどタンパク質はある。デザートに台湾のパイナップルケーキもつける。買い物に行ってないのに夕飯を錬成してえらいことだ。プランAができなければプランBをやり遂げて、生活能力が素晴らしい。
朝ごはんはいつも餅だが、餅が切れている。買い物のメインの目的は餅だった。明日の朝ごはんは何で代用しようか。朝起きた時の気分で、甘いものの気分なら飯にきな粉をかけて、しょっぱいものでも食べられそうなら卵かけご飯としよう。パイナップルケーキでもいい。湯を飲むだけでもいい。プランA B C D E F Gなんでもござれ。柔軟に対応します。明日は晴れて買い物に行きたい。パレスチナではプランGも選べないのだ。

直帰が多い。今日なんて映画を観に行ってもよかった。オッペンハイマー観たい。仕事終わりは寄り道ばかりしていたけれど、最近はすぐに家に帰りたい。外から刺激を入れるより、内側をゆったりケアしたい気持ち。時間の流れが早くて、ついていけてない。気まぐれな寄り道どころか、決まった予定にも縛られたくない。どうして気持ちには波があるのでしょう。社会のしがらみに波乗りするために自分ケア第一。

湿度が高くて、部屋の植物たちがツヤツヤ。植物たちはお互いに何を話していますか。仲はいいのだろうか。茎を切って鉢に4本さしておいたうち、2本しか根付かなかったのは、仲が悪かったからなのか。植物の声が聞こえるようになったらいいな。

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