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第71回NHK紅白歌合戦でOfficial髭男dismを観ました。
Official髭男dism「I LOVE...」
2020年度のビルボードジャパン年間チャートのトップ10に3曲(Pretender、I LOVE…、宿命)を送り込み、トップ20でも6曲(イエスタデイ、115万キロのフィルム、ノーダウト)がランクインしているという空前絶後のヒット集団。
末はサザンかミスチルか、とでも言いたくなる紛れもなく2020年のNo. 1アーティストと言えるヒゲダン。今回はドラマ「恋は続くよどこまでも」の主題歌としても大ヒットした「I LOVE…」をパフォーマンス。
年末の音楽番組への出場は紅白のみ、という彼らだが、その分久しぶりのパフォーマンス披露ということもあり、他のアーティストよりも画面が新鮮に感じた。
特に主にライブで行われるホーンセクションやパーカッションのサポートを入れた、ロックバンドというよりは「音楽集団ヒゲダン」の側面を前面に押し出すステージングの迫力はお祭り感もありとても映像映えするものだった。
そのうえでやはり感じるのはボーカル藤原聡の「声」の凄さである。2019年に1回だけフェスでライブを観たが、ライブを観終わっても藤原さんの声が強く耳に残っていたは今でも覚えている。
この日もこれほど多くの楽器が響き複雑なアンサンブルが進行しながらも、一番強く残ったのは藤原さんの歌だった。真ん中で強く響く「歌」。「歌」に対する信頼が強いからこそ、楽器隊がどんどん意欲的な演奏をできるのだろうし、それに合わせて藤原さんの「歌」もどんどん強くなる。
2020年代が終わったときは本当に「2020年代はヒゲダンの時代だった。」と言っているかもしれない。