続・今こそ「SKET DANCE」を。
前回「SKET DANCE」について書いてから、さらにオススメしたいエピソードが増えてしまった。
なのでさらに4編ほど追加で紹介。
おすすめEP.6
第20話「モモカ声優志願」(第2巻)
2021年6月14日発売の週刊少年ジャンプ2021年28号に掲載されている「ウィッチウォッチ」第18話に通ずる、というかキャラクターを変えてやっていることはほぼ一緒。
でもやはりおもしろい。篠原先生の持ち味の1つである劇中劇・パロディの奇想天外さが前面に出ている。
ある種、篠原先生の王道とも言えるパターン。読みながら心の中でツッコミまくってしまうことだろう。
おすすめEP.7
第67話「ガチャガチャトレーダー」(第8巻)
最初から最後まで無駄しかないエピソード。でもとことん無駄なことに時間を使ってしまうのも青春なんだと思う。
それにしても清々しいほどに無駄しかない。
おすすめEP.8
第92話「カリスマ生徒イチ押しの部活がハイレベル合コン参加おめでとう」(第11巻)
あの田名部君初登場回。第2回キャラクター人気投票で??位になったあの田名部君ですよ。
え、田名部って誰って?
読めばわかります。この話を読めば田名部の凄さがわかる、はず。
おすすめEP.9
第132話~第138話「修学旅行狂詩曲」(第15巻~第16巻)
いわゆる「修学旅行編」。全7話で構成されているが、この中にギャグ・SF・ラブストーリー・下ネタといったたくさんの要素が詰め込まれている。
修学旅行にSF要素なんてある?とお思いの方もいるだろうが、それこそがこの長編のトリガーとなっている。
若干下ネタが生々しい、という難点はあるが、ボッスンを巡る人間関係の変化など、この後のストーリーにも影響する重要なエピソードである。
今読んでもおもしろい。そんな普遍的な作品が「SKET DANCE」である。騙されたと思って読んでみるのも悪くないかも。